【ジャニーズJr.チャンネル便り】

7 MEN侍の“滝沢ドッキリ”企画が賛否両論、美 少年・佐藤は寝起きに下半身丸見え!? 【ジャニーズJr.チャンネル週報】

2020/05/10 21:00
中村チズ子(ライター)

7 MEN 侍、“ドッキリのドッキリ”に賛否

 1日に配信されたのは「7 MEN 侍【重大発表ドッキリ】でも知ってまして…さらにドッキリ!」(再生回数は8日時点で33万台)。タイトル通り、今回は動画内で重大発表が行われているが、やや意地悪な仕掛けありの一風変わったドッキリになっている。まずは、「チャンネル登録画面の内容を考える」というダミー企画からスタート。そのうち、「突然ですが皆さんに大事なお知らせがあります」「なんのことか予想できますか?」とカンペが出ると、「いい案出さなかったヤツがまた罰ゲーム」(中村嶺亜)と想像するメンバー。そこで突如、「実は…7 MEN 侍に初のオリジナル曲が提供されることになりました!」と、グループにとってかなり重要な情報が明らかになった。

 目を見開いた6人は「え~!!」(本高克樹)「マジっすか!?」(中村)「いや、どうせこれ嘘でしょ?」「俺らの見間違えかもしれないよ」(今野大輝)「待って。なんでこれ、YouTubeで発表されてるの、今?」(菅田琳寧)などと、仰天。スタッフがあらためて「滝沢社長から皆さまに、オリジナル曲を7 MEN 侍に一曲提供するということになりました」と、主にJr.の育成を手掛ける株式会社ジャニーズアイランド・滝沢秀明社長のプレゼントだと説明した。

 状況を理解した一同は「姫、お待たせ~」(菅田)「結成して2年、ついに!」(本高)と、オリジナル曲を待ちわびていたファンのことを考えたよう。感慨深げな表情になり、口数も減ってしまった時、感想を求められた矢花黎が「喜びの舞」を披露する一幕も(4分45秒頃からは、ペナルティのワッキーを彷彿とさせる動き)。しかし、“本当のドッキリ”はここからで、スタッフは「皆さまリアクションをありがとうござました」「ドッキリの前に滝沢社長からすでにオリジナル曲のこと聞いて知ってましたよね?」と、ネタバラシ。

 つまり、彼らが驚いていたのは演技だったため、「最悪も~! も~、やだ~!」(菅田)「発表された時のリアクションはちょっとアレだけど……でも、俺らの言葉に嘘はないから!」(佐々木大光)と、焦りながらも自らフォローを入れた。なおも、手が込んでいるのは「しかも滝沢社長から『このあとオリジナル曲についてドッキリがあると思うから知らなかったフリして』って言われてたんですよね?」とのこと。

 佐々木は「マジで本当に悪いよ、滝沢さん!」と、滝沢が企画の首謀者ではないかと疑っており、「いや、YouTube側さんがね。滝沢さんは悪くないよね?」(今野)「言ってたんだよ。そんなYouTubeでやるなら、なんで言ったの、滝沢さん! って思って……」(矢花)「まさか、だって滝沢さん巻き込んでまでこんな企画するとは思わないから……」(本高)と、思いを巡らせる。なんでも、オリジナル曲の話は昨年12月~今年1月に東京・帝国劇場で上演された舞台『JOHNNYS’ IsLAND』が終わる頃、「1幕と2幕の間に言われた」(中村)そうで、菅田は「エグいって~!」と、「Jr.チャンネル」や滝沢のやり方に動揺しっぱなしだ。

 その後は、先ほどの模様を振り返り、「こうやって見ると嘘くさいね」(中村)「ドッキリじゃなくても事故だよ」(矢花)「大根役者すぎるだろ」(中村)と、ツッコミ合う7 MEN 侍。最終的には「やっと(ファンを)喜ばせてあげられる。俺らもうれしいし。一曲目ってやっぱ大事じゃん。どのグループも。みんなで盛り上がれる曲になったらいいよね」(中村)など、1人ずつ喜びを噛み締めていたのだった。

 動画を受けて、コメント欄やTwitter上では祝福の声が相次いでいるほか、菅田と同じ名字であり、ファンの間で妹と認識されている女性アイドルも反応。実際の関係性は不明だが、配信直後の1日午後8時15分、Twitterで拍手をしている7個の絵文字のみツイート。具体的に何に関する投稿なのかは記していないものの、「お兄さん、おめでとう」とリプライが寄せられている。

 7 MEN 侍といえば、メンバーの脱退をへて今の6人体制が定着した流れがあるだけに、オリジナル曲誕生は感激もひとしおだろう。ただ、筆者からすると、「ドッキリ形式の発表は良いとして、純粋に喜ぶ様子を撮影するだけではダメだったのか……?」と、少々引っかかりを感じてしまった。もちろん、企画として成立させる上で、スタッフ側が面白さや斬新さを狙うのは仕方のないこと。とはいえ、この手のドッキリで一捻りする必要はあったのか、個人的にモヤモヤした気持ちが残ってしまう1本だった。

 ネット上の感想を見てみると、「ドッキリのドッキリってのが面白かった」「滝沢さんに事前に知らされて、不自然なリアクションしてる侍が可愛すぎた」「7 MEN 侍が滝沢さんに愛されてる証拠だね」と好意的な声もある一方で、「発表の仕方がセンスない」「事前にオリジナル曲提供を知らせておいて、動画でどうリアクションするかを観察するって、悪趣味」「オリ曲はおめでたいけど、意味不明なドッキリは可哀想」「侍のドッキリ、面白くなかった。滝沢、趣味悪い」「7 MEN 侍のドッキリを考えたのがタッキーだとしたら、マジでセンスない。ファンは“本当に驚いて喜んでるところ”が見たいに決まってるじゃん」「『実は知ってました~』みたいなドッキリは好きじゃない。メンバーの新鮮なリアクションが見たかった」と、呆れた声も出ている。

 また、滝沢は2010年~16年まで存在した動画サイト「滝CHANnel」の中で、当時Jr.だったSnow Manに同様のドッキリをかけていたといい、「滝沢さん、ドッキリ好きだね」「Snow Manにやったのと似てるし、滝沢さんらしいドッキリだね」「既視感あると思ったら、滝CHANnelのドッキリと同じ」「これは思いっきりタッキーが好きなタイプのドッキリだから、ノリノリでやってそう」「滝沢さんは同じことしかできないの? ドッキリのやり方が昭和」とのコメントも上がっていた。

 新型コロナウイルスの感染拡大によって、7 MEN 侍が初のオリジナル曲をファンの前で披露できるまで、もう少し時間がかかってしまうだろう。楽曲が完成し、晴れてステージに立てた暁には、最大限のパフォーマンスを見せてほしいものだ。

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