女のための有名人深読み週報

壇蜜、「若い子好きの夫」に不安を抱く妻に助言も……「悩み相談の名手らしからぬ」と感じたワケ

2020/05/07 21:00
仁科友里(にしな・ゆり)
壇蜜オフィシャルブログより

羨望、嫉妬、嫌悪、共感、慈愛――私たちの心のどこかを刺激する人気芸能人たち。ライター・仁科友里が、そんな有名人の発言にくすぐられる“女心の深層”を暴きます。

<今回の有名人>
「もうおばさんなの」壇蜜
ウェブサイト「OTEKOMACHI(大手小町)」4月29日

 新聞や雑誌には、よく人生相談のコーナーがあり、心理学や法律の専門家、そして有名人などが回答をしている。相談に対して、思ったことを言えばいいラクな仕事と言う人もいるかもしれないが、けっこう難しいのではないだろうか。

 ウェブサイト「ニッポン放送NEWS ONLINE」で連載中の作家・瀬戸内寂聴のコラム「今日を生きるための言葉」によると、「みんな話し相手が欲しいのです。悩み事は外に吐き出すだけでも楽になります。だから、話し相手や聞き役になってあげるだけでも、価値ある布施になるのです」と書いている。この文章からは、悩みには直接的な答えよりも、相手の話をよく聞く姿勢を見せることのほうが大事ということが感じられる。

 しかし、友人など親しい間柄の場合はこれでいいと思うが、タレントが仕事として人生相談を請け負った場合、

1.よく知らない人に対して、
2.傷ついた相手の気持ちを損ねることなく、
3.タレントとしての自分のカラーを出しながら、
4.仕事を発注した人々を満足させ、
5.お悩みとは無関係の読者も満足させる回答をする

という、5つのハードルをクリアしなければいけないだろう。そのためには、読んで書く能力に加え、タレントとしての知名度やキャラも確立されている必要なのではないか。

 こう考えると、壇蜜にお悩み相談のオファーが舞い込むのも納得がいく。29歳という年齢で遅いグラビアデビューを果たした壇蜜だが、『サンデー・ジャポン』(TBS系)では、そのコメントぶりが「誰も責めないとして評価されている印象。最近は文筆家としての活動も始めた。知名度もあるし、ホステス経験もあるので、壇蜜に男女の機微を語らせたいと思っている人は多いのではないか。しかし、「上手の手から水が漏れる」という諺のとおり、そんな壇蜜でも失敗する時があるのだと思うことがあった。

 読売新聞が運営する女性向けウェブサイト「OTEKOMACHI(大手小町)」。壇蜜はここで、お悩みアドバイザーを務めている。「若い女性が好きで飲みに誘う夫 どうしたら信じられる?」というお悩みが寄せられた。

 相談者の女性は、30歳前後の一児の母。26歳の時に14歳年上の男性と社内結婚をしたが、当時から夫は社内で「若い子好き」とうわさされていた。けれど、若い子なら誰彼かまわずということはなく、後輩に慕われてもいるそうだ。現在、結婚から3年、夫は家庭を大事にしてくれているが、こっそり社内の若い女性と連絡を取っているという。浮気の証拠はないものの、相談者は不安になってしまうのだそうだ。

 壇蜜の回答は、いくら若い子が好きでも「ついていけない」と夫も思う日が来るので、少し様子を見てみることを提案。

 「『もうおばさんなの。ふふ。でも一番大事な人にはかわいいって言ってほしいわね』と、自分は若くない、でも土俵が違うことをアピールして、ゆっくり旦那さんに微笑んでみましょう」「おばさんという隠れ蓑を使って、一線をひいた余裕の姿勢はきっと今のヤキモキを変えてくれるでしょう」と助言し、「『あなたも(若い子が)好きねぇ。そんなにいいのか私も試してみようかしら』とヒヤリとさせる一言も忘れずに」としめくくっている。

 「Yahoo!ニュース」に記事が転載されると、辛口なコメントが並ぶと言われる“ヤフコメ”で、この回答はネットユーザーから「さすが壇蜜」「知的」「こういう女性と結婚できた夫は幸せ」と歓迎されていた(余談だが、私が書いた記事に対するヤフコメ民のみなさんのコメントは、「ババア」とか「ションベンライター」といった類いのものばかりだ)。これらの称賛する書き込みを見るに、おそらく男性のものと思われるが、夫の携帯を見るとか、「どういうことか」と問い詰めるというような実力行使に出ない、ソフトな牽制が、男性のツボを刺激したのだろう。

結婚してみることにした。 壇蜜ダイアリー2
彼女は極度の不安症にさせるものは何か

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