「コロナと風俗嬢」発言で炎上

矢部浩之、岡村隆史にラジオで「公開説教」も……「結婚したら？」発言が物議を醸したワケ

2020/05/01 16:34

サイゾーウーマン編集部

　ナインティナイン・岡村隆史が4月30日深夜、ラジオ番組『ナインティナイン岡村隆史のオールナイトニッポン』（ニッポン放送）に出演し、先日の“不適切発言”について謝罪。途中から、相方・矢部浩之も登場し、岡村への“公開説教”を行ったが、ネットユーザーの反応は賛否両論だった。

「岡村は23日深夜放送の同番組内で、新型コロナウイルス感染拡大の影響から“風俗店”も営業を自粛しているという話題に触れ、『（コロナ問題が収束したら）なかなかの可愛い人が、短期間ですけれども、美人さんが“お嬢”やります』と、生活苦のために“風俗嬢”となる女性が増えると予想。この発言がネット上で物議を醸し、27日にはニッポン放送が、また29日には岡村本人が所属事務所・吉本興業を通じて謝罪コメントを発表していました」（芸能ライター）

　そして30日深夜の番組では、岡村が「たくさんの人たち、特に女性のみなさんに不快感を与えた」「本当に申し訳ございませんでした」などと生謝罪。自身が口にした言葉についても「理解や想像力を欠いた発言」「大変な失言」として「情けない」と述べ、謝罪を繰り返した。

「その後、番組の途中から『公開説教』のためにやって来たという矢部は、岡村には、女性軽視、男尊女卑の気があると指摘し、『（ラジオは）自分の考え、自分の言葉でしゃべってるから、そういう人間やって思われても仕方ない』『もう致命的』と“断罪”。さらには、岡村がスタッフなどの“身内”やリスナーに甘え、周りがイエスマンだらけになっていることが、今回の問題発言につながったと語りました。また、矢部は結婚したことで『女の人はすごいなって思えた』そうで、独身である岡村に『景色を変えたほうがいい』『結婚したら？』とも伝えたんです」（同）

　今回の放送を受け、ネット上には「矢部さん、なかなか厳しいこと言ってる」「相方にしか言えないことだし、相方だからこそ言わなきゃいけないことなんだろう」「やっぱり岡村には矢部がいないとダメだ」という書き込みが寄せられた一方、「矢部が責めて、岡村もさらに反省したように見せて、これをもって“落としどころ”にしようとしてるんだろう」といった厳しい指摘もあった。

「また、矢部が岡村に結婚を勧めた点について、『既婚者でも男尊女卑の人はいるけどな』『結婚は問題じゃない』『岡村自身が変わらないといけないのに、そこは配偶者任せなの？』『結婚を、岡村が変わるための手段みたいに言うな』という批判もありました。ただ、矢部は『別に結婚してるから偉いとかじゃなくて』と断っていましたし、『岡村の過去を知っている矢部ならではの助言なのかも』『結婚はあくまで一例、女性と対等に、正面から向き合ってほしいってことでしょう』など、理解を示すコメントも見受けられました」（同）

　いずれにせよ、岡村が自身の発言による炎上をスルーせず、矢部からの説教に耳を傾ける姿を、多くの人が深く受け止めた様子。放送後も、一部ネット上では「レギュラー番組から降板させるべき」という声が散見されるが、今後、岡村の言動がどう変わっていくのか、見守っていきたい。