高橋ユキ【悪女の履歴書】

「子どもを抱いてるときはマリア様になれる」小学生殺人容疑、完全黙秘した女の“罪”【札幌・小四男児殺害事件:後編】

2020/05/06 19:00
高橋ユキ(たかはし・ゆき)
そのかさんによる写真ACからの写真

 1984 年 1月 10 日の午前9時半。小雪の舞う北海道・札幌市。当時9歳だった小学4年生の城下英徳くん(仮名)が、急に「外出してくる」と家族に言い残し、そのまま姿を消した。警察は城下家から約 100 メートルほどの距離にあるアパート2階に住む工藤和子(仮名)を疑ったが、成果が得られないまま、英徳くん失踪から3週間後に和子は夜逃げしてしまった。

 そして87年12月30日。新十津川町で農家を営む男性と再婚していた和子は、夫を火災で亡くした。夫の寿夫は生前に「おれ、殺される」と身内に漏らしていたという。警察は和子を調べたが、火災原因の特定には至らなかったーー。

(前編はこちら:遺骨 DNA で判明した 14 年前の男児失踪“その後”……時効寸前に捕まったホステスの半生

 ふたたび娘とともに新十津川町を去った和子は、生まれ故郷の節婦町に近い、海沿いの街に移り住んだ。その後もホステスとしてクラブを転々としていたが、高級クラブの経営者と3度目の結婚をして、2人の女の子を授かった。しかしそんな結婚生活もわずか2年ほどで破綻している。

「和子は金遣いが荒くて『いくらあっても足りないんだよ』とよくこぼしてたな。高級ブランドが好きで、あっという間に何千万円も使ってしまうんだと。これじゃ破産だ、って離婚したんだ」(3番目の夫の知人)

 3人の娘と西日本を転々とした時期もあるが、やがて同じ海沿いの街に戻り、家賃6万5,000円のアパートで4人暮らしを始めた。3番目の夫から養育費が支払われていたほか、離婚時には2000万円の慰謝料も手にしていた。これらの金を元手にやはり、サングラス姿でパチンコに通う姿を、パチンコ店の常連客たちは覚えていた。

「男みたいに足を組んで、たばこをふかしてさ。いくらスッても平然として一日中打っていた」

赤い雪 Red Snow
無実ではないが無罪になるなんて遺族はどうしたらいいの?

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