[再掲]インタビュー

「レンタルなんもしない人」だけじゃない!? 女性を借りる「ウーマンレンタル」の実態とは

2020/04/17 17:27
サイゾーウーマン編集部

 現在放送中のNEWS・増田貴久主演の連続ドラマ『レンタルなんもしない人』(テレビ東京系)。この「レンタルなんもしない人」というのは、実在の人物であり、2018年6月、Twitterに突如現れ、「なんもしない人(ぼく)を貸し出します」「飲み食いと、ごくかんたんなうけこたえ以外、なんもできかねます」という自身のレンタルサービスを開始した。

 「なんもしない人」のレンタルにもかかわらず、瞬く間に依頼が殺到するようになり、その内容は「一人で入りにくい店に一緒に行ってほしい」「朝の出勤についてきてほしい」「引越しを見送ってほしい」「自分の匂いを確認してほしい」などなど多岐に渡るという。人気ドキュメンタリー番組『ザ・ノンフィクション』(フジテレビ系)『ドキュメント72時間』(NHK)などので密着取材を受け、一気に知名度が上昇。現在も多くの依頼が舞い込んでいるようだ。

 「レンタルなんもしない人」のような“人間レンタル”サービスは、現在さまざまな形態で発展している。その一つが「ウーマンレンタル」だ。2016年から開始されたこのサービスは、サイトに登録している20〜50代のウーマンの中から、希望の女性を1時間レンタルできるというもの。一見、出会い系のようなサービスと思われるかもしれないが、そういったものとはまったく異なるようだ。一体、どんな人たちが、「ウーマンレンタル」を利用しているのか。過去に「ウーマンレンタル」運営者をインタビューした記事を再掲する。
(編集部)


(初出:2017年12月27日)

女性を借りる「ウーマンレンタル」の実態ーー“出会い系”とは違う、利用者が抱く「寂しさ」とは?

 おっさんレンタルに始まり、レンタル彼女、レンタル彼氏。はたまたレンタル家族など、さまざまな「○○レンタル」が登場している今、2016年に始まった「Woman Rental(以下、ウーマンレンタル)」というサービスが注目を集めている。

出会い系サービスとはまったく異なる

「ウーマンレンタルとは、サイトに登録をしている20〜50代のウーマンの中から、希望の女性を1時間からレンタルできるサービスです。話し相手や相談、買い物やイベント同行など用途はさまざまですが、性的サービスや犯罪・反社会的行為、公序良俗に反する目的のレンタルは一切お断りしています。サイトそのものとしては、ウーマン自身のプロフィールを掲載する『人間レンタル(時間貸し)ポータルサイト』に近い位置づけかと思います」

 そう話すのは、同サイトを運営する“表参道ノハゲ”こと、イケダシトムさん。レンタル料は、登録しているウーマンが自ら設定した1時間当たりの単価×時間を事前にクレジット決済。当日の移動交通費と飲食代はユーザーが負担するシステムだ。

「新種の出会い系サービスと間違われることがありますが、本質的にはまったく異なります。一般的なマッチングサービスは色恋目的やビジネス目的など、双方の目的が明確です。対してウーマンレンタルでは、利用者の目的は多種多様。基本のルールを守れば、目的は利用者の自由だし、その依頼を受けるかどうかもウーマンの自由。どんな依頼が来るのか、ウーマン側もワクワクしているそうです(笑)」

 このサイトは商取引上、ウーマンと依頼者それぞれ個人に取引の場を提供し、決済を代行するサービスなので、雇用関係や業務委託関係にはないという。時間当たりの価格設定も、ウーマン自身が決める……双方にとって、どうやら自由度の高いサービスのようだ。

離婚の相談も……赤の他人でなければ聞けない話

 2017年12月の時点で、登録ウーマンの数は30名。人気ウーマンはプロフィールを随時非公開にすることもあるが、平均で20名前後のウーマンが名を連ねる。たびたびメディアでも取り上げられて知名度も上がり、今(17年12月時点)では月間100件のオーダーが届くという。

「ウーマンレンタル利用者の男女比は半々。年齢層も10〜60代と幅広く、職業も主婦、OL、学生や経営者などバラエティ豊かです。そのため、利用目的も多岐にわたります」

 老若男女問わずウーマンを借りており、利用者の数だけ目的があるが、なかでも、お茶や食事をしながら相談に乗ってもらう「相談相手」としてのレンタルが多いとか。

「相談案件におけるキーワードで女性に多いのが『人生・自立』、男性に多いのが『恋愛・結婚』です。あとは、それぞれのウーマンの個性によって得意分野があり、子育てを終えたアラフィフのウーマンには離婚の相談、ビジネスに強いウーマンには起業相談、美容やファッションに長けていれば買い物同行などのニーズもあります」

 既婚男性から“健全な非日常”として、食事しながら楽しくおしゃべりをしたい、というオーダーも。性的サービスや危険な要求などは、本当にないのだろうか?

「正直なところ、紳士的な男性利用者が多いことに驚いています。ただ、レンタルはカフェなどの公の場で行うことや、そのほかのリスク回避の方法を登録ウーマンにレクチャーして、安全なレンタルが実施されるように心がけています」

 利用者のモラルとウーマンの自衛策によって、健全なサービスが運営されているようだ。

 それにしても、相談に乗ってくれそうな20〜50代女性は巷にあふれているような気がするが、なぜ利用者はわざわざウーマンをレンタルするのだろうか?

「男女問わず、まったくしがらみがない赤の他人だからこそなんでも話せる、という人はとても多いと思います。親や先生には話せないことを相談したい、という学生からの依頼もありました。自分よりも多くの人生経験を積んでいる人に『話す』ことで、なんらかの『答え合わせ』をしている方が多いように感じます」

 明確なアドバイスを求める依頼者もいれば、すでに自分なりの答えが出ており「背中を押してほしい」という相談や、同じ境遇にあるウーマンに共感してほしいという内容も。女性のこまやかな洞察力や共感力が、ウーマンレンタルの肝となっているのだ。

レンタルなんもしない人のなんもしなかった話
赤の他人と話したい気持ちはよくわかる

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