いつのまにか人気者

Matt、「顔が怖い」「すぐ消える二世タレント」の批判を吹き飛ばし「売れっ子」になれたワケ

2020/04/10 14:30
サイゾーウーマン編集部

 元プロ野球選手・桑田真澄の次男であり、ミュージシャンにモデル、タレントとしてマルチに活躍するMatt。バラエティ番組にも引っ張りだこで、2019年には『NHK紅白歌合戦』にも登場し、天童よしみとの共演でピアノ演奏を披露。最近では4月5日、自身のインスタにアップした“つるつる美脚写真”が大絶賛の嵐を呼び、すぐさまニュースに取り上げられるなど、連日話題を振りまいている。

 Mattは12年、桜美林大学1年生の時にブライダルモデルとして芸能活動をスタート。17年に「桑田真澄の息子」という事実を明かしてテレビに進出してからは、バラエティ番組への出演が増加した。しかし当初はネット上で「どうせ親の七光りの二世タレント」「すぐ消える」と言われ、その整った顔立ちについても「人工的すぎて怖い」「桑田要素なさすぎ」「絶対整形してるだろ」と冷たい反応が目立っていた。

 同時に、「高校時代は往復2万円かけてタクシー通学していた」といった二世ならではの“お坊ちゃまぶり”を暴露し、ほかにも「お小遣いはないけどカードをもらっていて、月100万いっちゃったことも」「高校時代、150万円のピンクのサックスを衝動買いしちゃった」という浪費エピソードを次々と明かしたことから、「まともじゃない」「桑田さんは真面目でちゃんとしているのに」「過保護すぎ」などと非難の声を呼んだのだ。

 しかしテレビデビューから3年、Matt人気が徐々に拡大し、いまや「売れっ子」となっているのだから驚きだ。

「その理由として大きいのは、Mattの美容へのただならぬ情熱が評価されたからでしょう。『週に一回は“美容の日”で、まつエク、眉毛ケア、ヘアサロン、皮膚科に通う』『美容ケアには年間500万円かけている』といったような、彼の美容に対する凄まじい執念が、女性ファンの心をじわじわとつかんだのです。実際、19年には『VOCE BEST COSMETICS AWARDS』において、『最もニュースな美容人2019』として表彰もされています。同時に、“どれだけ批判されても自分の理想像を追い求める”という姿も、人気が上昇した理由の一つではないでしょうか」(芸能ライター)

 Mattがインスタグラムに自身の写真をアップする際、肌の色を白くしたり目を大きくしたりといった加工を施していることが話題となり、「Matt化」なる言葉が誕生。若者に人気の画像加工アプリには「Matt化できる機能」が搭載され、大ブームとなった。

 そんな飛ぶ鳥を落とす勢いのMattは、スキャンダル報道も「なんのその」なのかもしれない。3月、Mattは、かつてお世話になったという音楽学校の女性講師と金銭トラブルの渦中にあることを、自身のブログで告白した。

「この女性講師は、実は桑田氏の古い知り合いで、かつては彼女がMattにモデルの仕事やプロダクションを紹介していたとか。しかしMattは独自に芸能界に本格デビューを果たし、彼女とは疎遠になっていったそうです。ところが19年になって、彼女から突然、当時の衣装代・宿泊費・交通費として数百万円の請求書が届き、Mattは弁護士を立てて徹底抗戦。対して彼女は、この件を週刊誌などのマスメディアにリークするなど、双方は揉めに揉めているようです。しかし、彼女の思惑が外れたのが、Mattにさほどダメージがなかったことでは。特に炎上もしませんでしたし、桑田家ほどの資産家にとって金銭的なダメージは皆無でしょう。むしろ、トラブルに毅然と立ち向かう姿が評価され、彼の好感度が増しただけかもしれません」(同)

 誹謗中傷に対し、「みんながハッピーになれればそれでいいの」といった「Matt流」を貫いているMatt。今後も「二世タレント」の枠を打ち破る快進撃に期待したい。

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最終更新:2020/04/10 14:30
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