「レビュー探偵」開発者インタビュー

アマゾン、美顔器・スチーマーは45%がアウト!? サクラレビュー判定人が「信じられないくらいヤバい」実態に迫る

2020/04/07 12:00
サイゾーウーマン編集部

危険な商品を見抜く2つのポイント

――体に直接触れるものだけに恐ろしいですね……。では、危険な商品を見抜く方法を教えてください。まずは、どこをチェックすべきですか?

ゴロリン まずは商品1枚目の写真を見てください。アマゾンの規約で1枚目に加工画像を使ってはいけないと定められているので、それを無視している時点でまともな業者ではないと判断できます。例えば、この画像は女性が手にしている美顔器の先に水滴の画像を加工していますが、これはNG。イラストでイメージ画像も使っているのもダメ。2枚目のアイマッサージャーで、温かくなるようなイメージのあしらいを施してるのもNGです。ただ、加工画像も2枚目以降の掲載は問題ありません。

Amazonより
Amazonより

――イメージ画像はダメなんですか? ビューティーカテゴリなんて、こんな感じの写真だらけです。

ゴロリン 規約を破っても即出品NGとはならないので、「みんなで破れば怖くない」とばかりに信号無視の状態になっているんです。例えば、パナソニックなど大手の商品写真を見てください。1枚めに加工画像は使っていませんよね。

Amazonより(パナソニック イオンエフェクター 温感タイプ ピンク調 EH-ST51-P)

 写真のほかには、商品名がメーカー・ブランド名から始まっていないものもNGです。これもアマゾンの規約で、メーカー名から始めるよう定められているので、ちゃんとしているのは「パナソニック イオンエフェクター 温感タイプ」といった書き方になっています。【2020年最新版】【令和改良版】というタイトルなのは、まともな業者じゃない。

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