ただのドラマの番宣番組に?

TBS『オールスター感謝祭』ひな壇空っぽで放送へ!? 新型コロナ対策で番組大幅変更、「打ち切り」の足音も

2020/03/26 17:33
サイゾーウーマン編集部
TBS『オールスター感謝祭』ひな壇空っぽで放送へ!? 新型コロナ対策で番組大幅変更、「打ち切り」の足音もの画像1
『オールスター感謝祭』(TBS系)公式サイトより

 TBSは3月25日に開いた定例会見で、新型コロナウイルス感染拡大の影響を受け、4月4日の生放送番組『オールスター感謝祭2020春』を“例年とは違う形”で行うと発表。『オールスター感謝祭』は、同局で毎年春と秋に放送されている同局の名物番組ではあるが、業界関係者によれば「世界的な問題となっているコロナの件を考慮しても、TBSは番組を休止できない理由がある」という。

「『オールスター感謝祭』は、大勢のタレントがひな壇に集結し、クイズやイベントを行うバラエティ特番。そのシーズンに放送される連続ドラマの出演者もチームで参加する、TBSの看板番組の一つです。しかし今、新型コロナウイルスへの感染を防ぐため、人が密集している場所や近距離での会話などを避けるよう政府の専門家会議は呼びかけています。そこでTBSは、今回の定例会見で『スタジオにタレントを集めない』という形を取り、放送時間も、通常午後6時半から約5時間半にわたって放送されていたところを、午後8時からの4時間に短縮すると表明しました」(芸能ライター)

 番組の目玉イベント「赤坂5丁目ミニマラソン」についても、沿道に多くの一般人が集まらないように場所を変更するなど、工夫を凝らすようだ。

「現時点では、スタジオのセットは組んでも、ひな壇は空っぽの状態で、司会の今田耕司と島崎和歌子が『みんな、どこに行ったんでしょう?』と呼びかけて番組をスタートする予定だとか。『赤坂5丁目ミニマラソン』の場所は、赤坂ではなく、TBSが保有するスタジオで、また放送時間も、終盤の午後11時台に小規模で行う方針と聞いています」(テレビ局関係者)

 タレントやスタッフ陣はイレギュラーな対応を求められるだけに、いっそのこと放送休止にしたほうが“ラク”な気もするが、TBSはなぜ放送に踏み切るのか……。

「春ドラマのキャストなど、俳優陣のスケジュールを押さえてしまっているので、今さら放送休止にはできないんです。番組の公式サイトにも『綾野剛、星野源、多部未華子、瀬戸康史、賀来賢人、今田美桜、菅田将暉、小松菜奈ら、人気俳優たちの参戦が決定!』と記載されています。今のところ、スタジオとそれぞれの撮影現場を中継でつなぎ、そこでクイズやイベントに参加してもらう予定だそうです」(同)

 こうしてなんとか放送の段取りをつけた『オールスター感謝祭』だが、一部では“存続の危機”もささやかれている様子。

「かつては視聴率30%を超える人気番組でしたが、近年は10%台前半を推移するなど数字も下降気味。全盛期と比べて出演者も減っていますし、昨年の春からはさらなる経費削減のため、好評だった出演者たちの食事タイムも廃止されるというスケールダウンぶりです。今回は“特別版”として放送されますが、視聴者の反応や数字次第では、これを機に“打ち切り”も検討されるかもしれません」(前出・ライター)

 せめて、“ドラマの番宣番組”として成功することを祈りたい。

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最終更新:2020/03/26 17:33
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