藤田ニコルも“被害者”

広瀬すずショック!? 有名アパレル社長の“セクハラ告発”と「誰もが知る愛人」の裏事情

2020/03/07 10:00
サイゾーウーマン編集部
「アースミュージック&エコロジー」公式サイトより

 広瀬すずがCMに出演している「アースミュージック&エコロジー」や、藤田ニコルがプロデュースする「NiCORON(ニコロン)」など、女性からの絶大な支持を誇るアパレル事業を展開するストライプインターナショナル(本社:岡山県岡山市)。同社の石川康晴社長による「セクハラ」が3月5日、一部週刊誌や新聞で報じられた。

 ストライプといえば、アパレルのほか化粧品や飲食といった多角経営を展開するのみならず、女性管理職比率が52%(2019年1月末現在)、2016年には女性の活躍推進に関する優良事業者として、中国地区第一号の認定を受けている。

 石川社長は、地元岡山市で開催される現代アートの芸術祭「岡山芸術交流」の総合プロデューサーを務めるなど、「アパレル界の異端児」として、たびたびメディアにも登場。政府の「男女共同参画会議」議員にも選ばれていた。

 石川社長は議員を辞任する意向を内閣府に伝えたと明らかになったものの、同社サイトでは自ら「セクシュアル・ハラスメントの事実は認められませんでした」とのコメントを掲載。

 報道を受けて、ツイッターでは石川社長から被害を受けたと訴える人が続出している。店舗スタッフをホテルに呼び出し、本人の同意がないままわいせつ行為に及んだなどとも報じられており、「セクハラ」どころか性犯罪なのではないかと指摘する声もある。

 しかし、石川社長の女癖の悪さは業界では以前から有名で、「全国の店舗に愛人がいる」というウワサもあった。石川社長の悪行を知りながらも声を上げることができないまま同社を退職した人たちからは、「ついにこの日が来た」と言われているそうだ。

「本部にも誰もが知る愛人がいました。朝の出勤時は(同社の入居する)歌舞伎座タワーのエレベーターがストライプ社員で満員なんですが、石川社長とその愛人が一番後ろのほうに乗っていて、社長が愛人のお尻をわしづかみにして撫でていたそうです。最初は聞いて驚きましたが、そのうち、そんな話を聞くことは日常茶飯事になりました」(元社員)

「店舗のスタッフの多くは何も知らず、社長のことを本気で素敵と思って入社しているので、今回のショックで辞める人が続出するのではないかと心配です。おかやまマラソンや岡山芸術交流にも、かなりのお金や人員を費やして地域活性していたので、岡山の人たちはショックでしょう」(元店舗スタッフ)

 アパレル関係者によると、この時期に記事が出たのは必然的だったという。

「来年度の内定者が確定し、3月4日からは新CMが始まったタイミングとあり、以前からセクハラの内情を知る関係者が狙い撃ちしたと、もっぱらのうわさです」

 同社は6日、臨時取締役会を開き、石川社長が同日付で辞任し、専務取締役の立花隆央氏が社長に就任すると発表した。石川氏から「一連の報道を理由に辞任したい」との申し出があったという。しかし、ブランドのイメージダウンどころか、直接の被害者はもちろんのこと、広瀬すずや藤田ニコル、店舗スタッフ、顧客など、多くの女性を裏切った石川氏の罪は重い。

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最終更新:2020/03/07 10:00
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