不倫を追う記者が不倫……

『知らなくていいコト』柄本佑演じる「尾高さん」が視聴率アップの要!? 『恋つづ』人気との類似点も

2020/03/04 19:35
サイゾーウーマン編集部
『知らなくていいコト』(日本テレビ系)公式サイトより

 吉高由里子が主演を務めるドラマ『知らなくていいコト』(日本テレビ系)が今夜、第9話を迎える。視聴率は第3話以外1ケタ台だが、一部業界関係者は「クライマックスに向けた視聴率アップのカギを握るのは、吉高ではなさそう」と指摘する。

「同作は週刊誌記者・真壁ケイト(吉高)が、自身の“出生の秘密”を知り、戸惑いながらも真相に迫っていくというヒューマンドラマ。初回平均視聴率9.4%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)で発進後、第3話で10.3%を獲得した以外は1ケタ台に留まっています」(芸能ライター)

 第3話の時点で、ケイトは結婚を予定していた野中春樹(ジャニーズWEST・重岡大毅)から別れを告げられてしまったが、その後は、悩みを優しく受け止めてくれる元交際相手・尾高由一郎(柄本佑)と距離を縮めていく。

「尾高は“妻子持ち”という設定のため、ケイトとの恋愛は“不倫”になってしまいます。昨今、世間では不倫に対して厳しい意見が多く、ドラマであっても不倫描写を嫌う視聴者は少なくありません。しかし『知らなくていいコト』については、ネットユーザーから『不倫はダメだけど、尾高さんがかっこよすぎて正気を保てない……』『尾高さんが相手なら、絶対にときめく』『尾高さんのフェロモンがやばすぎるからしょうがない!』といった声が飛び交っており、『尾高さん』人気によって、不倫描写も好意的に受け止められているようです」(同)

 ドラマ放送後は毎回、Twitter上に「尾高さん」という書き込みが続出。ちなみに、第6話は自己最低の8.4%を記録したが、「同回で尾高がケイトに“衝動的なキス”をしたシーンは、尾高ファンを大いに熱狂させた」(同)といい、その影響なのか翌週の第7話は9.5%まで上昇した。

「続く第8話も9.8%をマークしたので、そろそろ“尾高さん効果”で2ケタ返り咲きが実現するかもしれません。というのも、この状況は現在放送されている上白石萌音主演のドラマ『恋はつづくよどこまでも』(TBS系)と似ているのです。同作は、ヒロイン・佐倉七瀬(上白石)の相手役である“ドSキャラ”の天堂浬(佐藤健)が女性視聴者に支持され、結果として視聴率も好調。直近の3月3日に放送された第8話は、自己最高の12.1%を獲得しています。『知らなくていいコト』も、ヒロインより相手役のほうが圧倒的に注目されていて、視聴率への貢献度も高いとみられるため、尾高の使い方次第では、視聴率の大幅アップも狙えるのでは」(テレビ局プロデューサー)

 今夜放送の『知らなくていいコト』は自己最高視聴率を更新できるのだろうか。

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最終更新:2020/03/04 19:44
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