パーフェクトイヤーに水を差す?

鈴木おさむ、朗読劇にEXILEファンが非難轟々! 「当日に稽古」「完成度低すぎ」惨況のワケ

2020/02/18 19:54
サイゾーウーマン編集部

一昨年から舞台オタクの女性たちの間で、悪い意味で話題になっていた

 LDHは今年1年を、6年に1度のアニバーサリーイヤー「LDH PERFECT YEAR 2020」と位置付けており、年間を通じて多くのライブが行われる。EXILEも1月からドームツアー『EXILE PERFECT LIVE 2001▶︎2020』を開催中だ。その他のメンバーも別の舞台の本公演や出演映画のイベントと『BOOK ACT』の開催期間が重なっており、多忙を極める中、スケジュールを縫っての参加となることはわかっていたはずだった。

 ほぼ毎公演を別キャストで上演するという特殊な形式ゆえ、全員が顔を合わせての稽古の頻度が限られるのはある程度仕方ないが、その中にあって堂々と台本執筆の遅延を語る鈴木にファンは怒りを爆発させている。

 とはいえ、舞台作品において台本の完成が遅れるのはそう珍しいことではない。スケジュール管理に無理が生じたのも、脚本家だけのせいではないはずだ。にもかかわらず今回鈴木が強く批判されているのには、理由がある。

 2018年8月に上演された舞台『八王子ゾンビーズ』がそのもっとも大きな要因だろう。三代目の山下健二郎が主演し、2.5次元舞台などで人気の若手俳優たちが多く出演したこの作品は、出演者であるアジアン・隅田美保の外見を過剰にイジったり、当時ニュースになっていた日本大学アメフト部の“タックル問題”を茶化したりといった点が舞台オタクの女性たちの間で、悪い意味で話題になった。

 鈴木とLDHの“蜜月”が始まったのもこの時期だ。もともと鈴木がGENERATIONSのバラエティ番組『GENERATIONS高校TV』(AbemaTV)に関わっていたことから接点が生まれ、『八王子ゾンビーズ』の企画が実現したという。現在では鈴木とLDHがタッグを組んだクリエイターチーム「株式会社LDH O」もLDHグループ内に存在しており、その昵懇ぶりがうかがえる。なお、「BOOK ACT」の主催はこの株式会社LDH O名義だ。

 これまでに鈴木はLDH関連で複数の作品を手掛けているが、そのいずれにも嫌悪感を示すファンが少なくない。ドラマ『ブスの瞳に恋してる2019』(FOD)でNAOTOが主演を務めると発表されると、ファンからは「NAOTOさんに女性をブスと言う役をやってほしくない」「なんでこの時代にこんな時代錯誤な作品をやるのか」といった批判が飛び出した。

「とにかく鈴木さんのやることなすことLDHのファンには評判が悪い(苦笑)。『ブスの瞳に恋してる』なんて10年前の作品です。それを今さらLDHのタレント使ってリメイクしたところで、ファン層の中心となる若い女性の感性に合うはずもない。演出舞台での『ブスいじり』もそうですけど、もう少し考え方をアップデートしたものを見せないと……ファンもバカじゃないですからね」(情報誌ライター)

 また、『BOOK ACT』第1弾の『もう一度君と踊りたい』でも、若くして亡くなった実在のEXILE TRIBEメンバーを連想させる内容を描いて「人の死を安易に取り込まないでほしい」「出演者の心を傷つける形でしか作劇できないのか」と怒りを買っている。

 鈴木の書くストーリーが面白かったか否かは鑑賞者の好みに依る部分もあり、倫理的にどうなのかという問いはまた別の論点になるが、少なくとも出演者本人から「台本がまだ来ていない、大丈夫か」とこぼされる仕事ぶりに対して批判が集まるのは当然のことだろう。安くはないチケット代を払って観に来る客をバカにしているなどと、これ以上非難されないよう、丁寧な仕事を心がけてほしいものだ。

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最終更新:2020/02/18 20:36
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