芸能界の見えざる力が……

鈴木杏樹の不倫スキャンダル、テレビと新聞がスルーの怪――次期「芸能界のドン」が猛圧力!?

2020/02/06 14:29
サイゾーウーマン編集部
鈴木杏樹公式プロフィールより

 鈴木杏樹と元歌舞伎役者・喜多村緑郎の不倫交際が、2月6日発売の「週刊文春」(文藝春秋)によって発覚した。先立って、前日夕方、「文春」がネット上に先行記事を配信したが、キー局のワイドショーやスポーツ紙による後追い報道はなく、ネット上でも「なぜ?」と疑問の声が出始めている。実は今回の不倫報道をめぐって、業界関係者による報道規制が行われているようだ。

「杏樹の所属事務所である『ジャパン・ミュージックエンターテインメント』社長は、次期“芸能界のドン”と目されている人物。今回の報道規制には、同事務所だけでなく、現在の“ドン”が社長を務めるバーニングプロダクションも加担している模様です。具体的には、2月5日時点で『6日に本人が対応する予定。それまでは取材や報道は一切NG』という“圧力”が、キー局やスポーツ紙サイドに掛けられているそうです」(スポーツ紙記者)

 5日夜、杏樹は生放送のラジオ『オールナイトニッポン MUSIC10』(ニッポン放送)を体調不良で欠席しているが、当初は「ラジオを欠席」というネットニュースでさえ、「報道NG」とされていたのだとか。

「『さすがにそれは不自然すぎる』と、結局スポーツ紙のウェブサイトは記事化しましたが、その中に『不倫』と書くことは、当然NGだったようです」(同)

 こんな調子で、一般の芸能メディアは現在まで、ほぼ身動きが取れない状況に陥っているという。

「結局、『本人が対応する』というのも、会見を開くわけではなく、夕方を目処にFAXで謝罪コメントを流すだけと言われています。その謝罪コメントについては、テレビでも取り上げられることになるでしょうが、週刊誌の誌面を放送で使用するのも一律NGだとか。最近では、テレビ局がスクープを放った週刊誌の版元に使用料を支払い、番組で誌面に掲載された写真などを紹介することはよくあるのですが……。今回は、まさに前代未聞の“圧力祭り”と言えるのではないでしょうか」(テレビ局関係者)

 ちなみに、1月に不倫報道に見舞われた東出昌大は、早々に事務所を通じて不貞行為を認めており、報道各社に物申すことも一切なかったという。

「世間では、杏樹より、東出の方がバッシングされていますが、少なくとも“事後対応”に関しては、杏樹の方がはるかに悪質と言える。結局は公になるのだから、ここまで報道規制を敷くことに何の意味があるのか」(同)

 間もなく“情報解禁”されるであろう杏樹の不倫報道。徹底した報道規制は、果たして本人にとって追い風となるのだろうか。

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最終更新:2020/02/06 14:29
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