サイゾーウーマン世論調査

『あいのり』『テラスハウス』どっちが好み!?  「ドス黒い部分が笑える」「親近感が湧く」100人調査

2020/02/02 18:00
サイゾーウーマン編集部

 台本なしの男女の恋愛模様が展開される「恋愛リアリティーショー」は、若い世代を中心に根強い人気を誇っている。中でも有名なのは『あいのり』(FODほか)と『テラスハウス』(Netflixほか)。男女が“ラブワゴン”と称するピンクのワゴン車で世界各国をめぐりながら真実の愛を探す『あいのり』は、20年以上支持され続けている恋愛バラエティー番組。対して、シェアハウスで共同生活を送る男女の姿を追う『テラスハウス』(同)は、映画版も制作されたほどの人気コンテンツだ。似ているようで似ていない両番組だが、視聴者はどっちをより好んでいるのか!? 男女100人に「あいのり派」か「テラスハウス派」のどちらかを聞いてみた。


 

『あいのり』(FODほか)公式サイトより

 72票と、7割以上の支持を集めたのは『あいのり』。世界中を旅しながら恋愛をするというコンセプトから、

「旅という非日常の方が不測の事態が起こりやすい。そのときにどのように対処するかで異性からの見る目も変わり、見ている側としても感情を揺さぶられる」(30代/男性/個人事業主)
「旅先の国は異空間だからこそ、人間の本性が出ると思う。頼りがいがあったり、気が利いたり、個性が表れるため面白さが増す」(20代/女性/派遣社員)
「世界を旅しながら、いろんな壁を乗り越えていく中で恋愛に発展していくのが面白い」(20代/女性/専業主婦)
「旅の中で少しずつ気持ちの変化が現れるのが、見ていてドキドキする」(30代/男性/正社員)

など、非日常の空間で垣間見られる人間性が、恋愛に大きく影響すると視聴者は感じているようだ。

 そのほかに、「ラブワゴンに一度乗ってみたい」(40代/男性/専業主夫)「自分も旅をしている気持ちになれるところが最高」(30代/女性/専業主婦)と、「自分だったら……と想像しながら楽しんでいる」(30代/女性/正社員)人も多い様子。また、「人間関係だけでなく、旅の途中の風景や文化も見ていて楽しめる」(20代/女性/パート・アルバイト)と、旅番組として、楽しんでいるとの声も多く寄せられた。

 参加者についても、「テラスハウスの出演者たちは、もともと特殊な才能、職業、容姿が優れた人ばかりで、ある種ドラマのようだけど、他人事のように感じてしまう。あいのりの出演者たちは、職業や容姿を含め、より普通の人たちが多いので、共感しやすく、見ていてドキドキ感を味わえる」(30代/女性/無職)との声もあるように、歴代の参加者たちは属性もキャラクターも各人各様。それだけに、「テラスハウスと違って、おしゃれ感がないところが、むしろクセになっていい」(20代/女性/学生)「あいのりの自然な感じが好き。テラスハウスは作られたものという感じがしてしまい、個人的には苦手」(20代/女性/学生)との意見も多く、「自分と同じ立場の一般人がほとんどで、共感することが多い」(40代/男性/正社員)という点が、“あいのり派”をより増やす要因となったようだ。

 なお、1999年のスタート当時「ちょうど青春時代だったこともあり、感情移入がしやすくとても共感できた」(30代/女性/正社員)「出ていた人たちの年齢が自分と近い分、親近感が湧いて面白味を感じた」(30代/女性/無職)など、当時テレビ版を視聴していた人が、懐かしさから“あいのり派”に1票を投じた様子もうかがえた。

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