[連載]ヤリチン卒業!! 叶井俊太郎の子育て奮闘記

共働き夫婦最大の危機「どちらも家に帰れない日」が来た、小4の娘をどうする!?

2020/02/03 18:30
叶井俊太郎(映画プロデューサー)
共働き夫婦最大の危機「どちらも家に帰れない日」が来た、小4の娘をどうする!?の画像1
(C)倉田真由美

 妻くらたまが週1回レギュラー出演してた朝のワイドショー『ビビット』(TBS系)が、昨秋に終了してしまった。しかしそのタイミングでローカルテレビ番組の仕事が入り、週に1回は福岡、月に1回は名古屋に行くことに。福岡は泊まり、 名古屋は夜中に帰宅するスケジュールになってしまったわけです。もともと妻には週1回はテレビの生放送があるため、帰宅が23時前後になる日もあります。

 これまでも、妻のスケジュール優先でオレも仕事を調整してきました。とはいえオレも忙しい時は帰宅が19時を過ぎることもある。娘ココはもう10歳になり、1~2時間は一人で留守番ができるようになったので、ちょっとは楽になりました。去年までは学童保育クラブに18時までに迎えに行かなければならず、迎え時間に合わせて仕事してたからね。もう今は学校から毎日一人で帰ってきて、家に誰もいなくても一人でテレビ見てるか、宿題やってるか、本を読んでいるか、勝手に過ごせるようになってきました。たった1年でかなり成長したと思う。マジで。

 ちなみに去年3月で学童を卒業したのですが、いきなり一人で自宅で留守番するのはココも嫌がっていたので、学校帰りにランドセルを背負ったまま直接、児童館へ行くことができる「ランドセル来館」に申し込んだのです。毎日下校がてら児童館に行き、そこで宿題やったりマンガ読んだりして過ごし、オレか妻くらたまが18時すぎに迎えに行く、ということを去年6月くらいまでやっていたんです。が、同じ4年生でランドセル来館してる子がほかにおらず、「児童館に行ってもマンガ読むことしかやることがないし、つまらないから行きたくない!」と言い始めた。児童館に行かないということは、 自宅でココ一人で留守番という日もたまにはある。「一人で大丈夫?」と聞くと、「多分大丈夫! 児童館よりまし!」 というので、ランドセル来館はやめたんです。

 いまではココは完全に一人で留守番ができようになり、 習い事も一人で準備して行けるようになった。本当に成長に目を見はるばかりですよ! 最近は一人での留守番もヒマになったみたいで、ランドセル置いてから友達と遊びに行ったり、うちに友達を呼んで遊んだりしてる。

 そんな中、くらたまが福岡に行く日なのに、オレも仕事の都合上23時にしか帰宅できないという日が出てきました。妻に相談しても福岡行きはどうにもならない……。とはいえ、さすがにココを23時まで一人で留守番させるわけにはいかない。ココを仕事場に連れて行こうかと思ったけど、現実的じゃない。今まで利用したことはないベビーシッターを頼もうかと考えたが、 他人にココの世話をしてもらうのはなんか不安なんですよね。ココも知らない人は嫌だろうし。なので、ダメもとでママ友に頼んでみようかと思いつきました。

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