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SixTONES&Snow Man、初週ミリオンの大記録の裏で「今後一切やらないで」「心すり減った」とファン疲弊

2020/01/29 09:00
サイゾーウーマン編集部(@cyzowoman
ファンを少しは癒やしてあげて~

 1月22日にジャニーズ事務所初の合同デビューシングル「Imitation Rain / D.D.」をリリースしたSixTONESとSnow Man。発売初日は77万2,902枚を売り上げるロケットスタートを切り、2月3日付のオリコン週間シングルランキングでは132万8,206枚で首位を獲得。King&Princeの「シンデレラガール」(2018年5月発売)の初週57.7万枚を大きく上回り、史上初の“デビューシングル初週ミリオン(100万枚)”を達成した。しかし、ヒットを飛ばす一方で、CDの大量購入や、ネット上での応援に力を注いでいたファンは、 心身ともに疲労困憊している人も少なくない。

 デビューに向け、それぞれ異なるレコード会社に所属した2組。ソニー・ミュージックレーベルズ(SixTONES所属)より「SixTONES vs Snow Man盤」として3形態が販売され、エイベックス・エンタテインメント(Snow Man所属)からも「Snow Man vs SixTONES盤」と題した3形態がリリースされ、計6形態で展開された。オリコンは6形態の合算で集計しているようで、初週売り上げは132.8万枚を記録した。これにより、初週売り上げ枚数で男性アーティスト歴代1位に輝いたという。

「また、アメリカの音楽チャート・Billboard(ビルボード)の日本公式サイトが27日に掲載した情報によれば、ソニーから販売された『SixTONES vs Snow Man盤』は77万6,836枚を売り上げ、2月3日付の週間シングルセールスチャート『Billboard JAPAN Top Singles Sales』で1位に輝きました。2位はエイベックスの『Snow Man vs SixTONES盤』で、こちらの売り上げは75万2,236枚。オリコンでは判明しなかったグループ個別の売り上げ枚数が明らかとなり、またオリコンの数値とも大きな違いが見られます。ビルボードによると、この週間チャートは『リアルストア、コンビニ、Eコーマス約35,000店舗における初回盤、限定盤、通常盤がそれぞれ別集計されている全国推定売上枚数を、商品タイトルごとに合算したシングルセールスチャート』(サウンドスキャンジャパン集計)とのことです」(ジャニーズに詳しい記者)

 ビルボードによると1位のSixTONESと2位のSnow Manの差は2万4,600枚であり、同サイトでは「この差が明後日29日の14時ごろに発表する総合ソング・チャート“JAPAN HOT 100”でどのような影響をもたらすかが注目される」と伝えている。この「JAPAN HOT 100」は、単純に売り上げ枚数のランキングではなく、そのほかに「ラジオ再生、動画再生、ルックアップ(PCへのCD読み取り数)、ツイート、カラオケ」といったデータも反映されるという。そのため、1位を願う両ファンは、あの手この手で“ビルボード対策”を講じてきたとか。

「SixTONESとSnow Manファンは自分が応援するグループを『JAPAN HOT 100』の1位にさせたいと、熱い戦いを繰り広げていました。動画再生数が考慮されることから、YouTubeで公開されたMVを何度も繰り返して再生。その再生回数は、昨年12月25日の公開からわずか1カ月程度、1月28日時点で『SixTONES – Imitation Rain (Music Video) [YouTube Ver.]』881万回、『Snow Man「D.D.」MV (YouTube ver.)』864万回に達しています。さらに、“ツイート”も対象になるためTwitterでも曲名やグループ名を入れて投稿するなど、地道な作戦を展開。こうした遮二無二な動きに影響され、他グループのファンも『#なにわからストに追い風吹かせます』『#ストの援護射撃しちゃってAぇんですか』といったハッシュタグをつけながら、ツイート数を応援していたんです」(同)

 計測のタイムリミットは26日午後11時台だったため、ファンは「ビルボードの締め切りまで、YouTubeでSnow Manの『D.D.』をどんどん再生する」「締め切りまで、カラオケ、YouTube再生、ツイートでラストスパートかける!」と奮闘していたという。これらの涙ぐましい努力のおかげで、2組は大記録を打ち立てたわけだが、集計期間終了後にはTwitter上に“売り方”を問う愚痴が数々噴出している。

 「相手グループと競ったことで数字は上がったけど、自分の心はすり減った。彼らのデビューシングルがつらくて苦しい思い出になってしまった」「この売り方はタレントもファンも疲弊がスゴい。元からアンチじゃなくても、売り出し方によって相手グループに対して負の感情が出始めた」「同時デビューでなければ、純粋にスノストの関係性を楽しめていたのに……」「SixTONESファンvsSnow Manファンの構図がつらかった。ファンはどうしても攻撃的になっちゃうし……」と、精神的に疲れ果てたよう。またクレジットカードでCDを大量購入したファンはからは「次の請求が怖い」といった声も。

 また、ジャニーズファンも今回の手法には疑問を抱いているようで、「スノストファンの異常なまでの爆買い。傍から見ると、事務所に踊らされたメンバーとファンが気の毒」「ファンをこんな形で疲弊させてまで、売り上げを求めたのは大失敗。長期的に見て、ファンは必ず脱落する」「ファンの闘争心を煽って、疲弊させるやり方は今回限りにして。こんなことは繰り返さないで」「確かに数字は出たけど、これはスノストファンの意地があってギリギリ成立した。事務所には今後一切こういう売り出し方はやらないでもらいたい」と手厳しい意見が飛び交っている状況だ。

 次のシングルは両A面ではなく、SixTONES・Snow Manそれぞれの作品になるとみられるが、スタートが2組セットだった分、どうしても数字やセールス面を比較する声は出てしまうだろう。2組のファンも、今回のような熱量をキープすることはできるのだろうか?

最終更新:2020/01/29 09:26

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