[連載]30代女子の「煩悩部屋」ビフォーアフター

「着ないけど捨てられない服」に毎日イライラ! プロが伝授、絶対“捨てられる”5つのポイント

2020/01/27 19:30
伊藤まき(収納ライター)

汚部屋まるごと片付けます! 連載企画「30代女子の『煩悩部屋』ビフォーアフター」、第5回目のクライアントは葛飾区・3LDKのマンションに暮らす主婦Mさん(32歳)です。

リビングの片付け編
寝室の片付け編

洋服を減らしたいのに、「捨て方」がわからない(主婦Mさん・32歳)

将来の子ども部屋に、着ない洋服を詰め込んだ結果

 大きな収納庫(リビングの押入れ寝室のタンス)を2つ片付けた後は、「手放す判断」が最も早くできる洋服を整理します!  なぜなら、クローゼットで「今日着る服」を手に取る瞬間に、捨てる/捨てないの答えが出ているからです。とはいえ、洋服の状態が良いと捨てる決心がつかない。だからいつも、理由をつけてクローゼットへ戻してしまう。そんな経験、ありませんか?

 そんな「捨て時」を見失った洋服を手放す、捨てるポイントを5つご紹介! まずは、集中して作業できる1日を用意して、挑んでください!

捨てるポイント1:自分で選んでいない洋服

実母が送ってきたタンスの中に、送られてきた通販服がどっさり

 Mさんの重荷になっていたのが、「自分で選んでいない洋服」でした。未使用の子ども部屋やタンスに押し込んでいた洋服は、実母が勝手に送ってきた通販服だそう。もうひとつのクローゼットには、ブランド好きの姉から渡されたお下がりのバッグがどっさり。

 ギフトほど「捨てにくいモノ」はありません。しかも、「自分で選んでいない」ので愛着もゼロ。本来、ギフトの目的は「気持ちの交換」で、モノの役割は「大切に使う」ことです。だからこそ、厄介な気持ちに変わる前にこっそりと手放してあげてください。

捨てられない服 新しい一歩を踏み出すきっかけは身近にある / 石田純子 〔本〕
何着あっても、カラダはひとつなんだしね