【ジャニーズJr.チャンネル便り】

HiHi Jets5人で再開も賛否両論、少年忍者の「企画会議」は微笑ましさ抜群!【ジャニーズJr.チャンネル週報】

2020/01/26 21:00
中村チズ子(ライター)

少年忍者、ちびっこたちの企画会議の熱意に胸を打たれる

 22日の動画は「少年忍者 【YouTubeでやりたいこと】企画会議でメンバーの個性が爆発!」(再生回数は24日時点で15万台)。今回は、「Jr.チャンネル」で実現したい企画をプレゼンテーションする回で、稲葉通陽、小田将聖、織山尚大、川﨑皇輝、北川拓実、久保廉、黒田光輝、田村海琉、ヴァサイェガ渉の9人が出演している。トップバッターのヴァサイェガは「体力測定」「女装」「大食い対決」を提案。「女装」に関しては、“ファンが見たいのでは”といった思いから挙げたそうで、現在16歳ながら、きちんとYouTubeに向き合っているあたりに好感を抱いた。続く小田も、ノートに細かく図を書くなど真剣に取り組んでおり、ホワイトボードを使って解説する場面も。個人的には、田村が出した「ハンカチ落とし」「じゃんけん列車」という素朴な企画の可愛さにグッと来てしまった。

 そんなプレゼンタイム中は、少年忍者のリーダー的存在・川崎のサポート力が光っている。久保が「人狼は将聖と被っちゃったんですけど」と言うと、「被っちゃったね。しょうがない。もう(発表)4人目だもんね。俺もすでにだいぶ被ってる」と、フォローを入れていたのだ(優しさが染みる)。なお、久保がパラリンピックの正式種目「ボッチャ」について、たどたどしくも一生懸命に説明するさまは、見ているこちらもついつい笑顔になってしまう。この時も川崎は久保を助けてあげていたが、最終的に「とにかくそういうことですよ! ネットで調べた方が……」(久保)と、放棄する自由さも微笑ましい。

 ほかにも川崎は、Snow ManやHiHi Jetsの動画の細かいポイントまで記憶していただけに、普段から先輩たちの活躍を見て勉強している様子が伝わってくる。自身のプレゼンも、文書作成ソフトか何かを使って候補をまとめるなど、抜かりなし。一連の言動を目にして、少年忍者の動画は、川崎なくして成り立たないと、あらためて感じた(まるで社会人経験があるかのような振る舞い)。

 また、筆者は「大縄跳び」(稲葉)「チーム対抗リレー」(北川)「日光江戸村で忍者と対決」(黒田)「料理対決」(織山)「一芸習得」(川崎)と、各々がメンバーの特性、22人の強みを生かした企画を練っていることにも感動(学校やJr.活動の合間に準備してきたかと思うと泣けてくる)。基本的に表舞台に出る仕事をしているからなのか、学生にしてはプレゼンがうまく、堂々としている点にも衝撃を受けた。そして、メンバーが記したメモをちゃんと画面上に映してくれている編集サイドにも拍手を贈りたい。

 最後は投票によって「運動会」「外ロケ」「忍者企画」の実行が決定。個人的に、何人かが持ち込んだ「遠足」ロケでの“おやつ交換”を楽しみに待ちたい。特に今回のような少年忍者の動画は、彼らと同世代ならば学校にまつわる話に共感・親近感を抱き、逆に大人たちはノスタルジックな気持ちになる人も少なくないはず。視聴後、心が豊かになった気がするのは、筆者だけだろうか。

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