インタビュー

“日本一稼ぐ”エンリケも結婚! 「キャバ嬢を射止めるのはどんな男性?」歌舞伎町オーナー社長に聞く!

2020/01/25 19:30
サイゾーウーマン編集部(@cyzowoman
内野彩華公式サイトより

 名古屋・錦にある「アールズ・カフェ」で7年連続ナンバー1に君臨し、バースデー・イベント3日間で、2億5000万円以上の売り上げを達成したこともある“日本一稼ぐキャバ嬢”ことエンリケ(小川えり)。昨年11月に惜しまれながら現役を引退し、今後の動向に注目が集まっていた中、去る1月1日に、突如、結婚を発表。エンリケのYouTubeチャンネルやSNSには祝福コメントが殺到したが、一方で「旦那さんってどんな人なんだろう?」といった声も多数見受けられることに。

 エンリケ自身が「去年の4月くらいに出会いまして、自分のお客さんでした」「お金を特別持っているというわけでもない」と語っているが、「婚約指輪は約1300万、結婚指輪は約500万で総額約2000万」とも明かしていることから、ネット上では「やっぱりお金持ちとしか思えない!」「どんな仕事をしているのかな?」などと大盛り上がりしたのだ。

 エンリケに限らず「人気キャバ嬢の結婚相手」は、人々の興味関心をそそる話題だが、お相手男性に何かしらの特徴や傾向はあるのだろうか。今回、そんな“夜の街”の知られざる事情を探るべく、新宿・歌舞伎町のキャバクラ「クラブアップス」「アップスター 」「VIKINI」「VIPLeo」のオーナー社長であり、コラムニストとしても活躍する内野彩華さんに話をうかがった。

人気キャバ嬢を射止めるのは「派手に金を使う男」とは限らない?

 その美貌と卓越した接客術で大金を稼ぐ人気キャバ嬢たち。自ずと結婚相手も「お金持ちに違いない」と想像する人が多いようだが、実際のところはどうなのだろうか。

「お店のお客さんと結婚するキャバ嬢は多いですね。お相手の年齢は千差万別。20歳くらいで水商売の世界に入ることが多いのですが、始めたばかりの子は、シャンパンをポンポン開けてくれるような派手にお金を使うお客さんに目が行きがち。22~23歳くらいで結婚する子は、今流行りの業種でいうと、 不動産・建設関係、金融関係、あと情報商材などを取り扱う仕事の男性とゴールインするケースが多いと思います」

 しかし、派手に使えば使うほど、「お金はなくっちゃいますよね」と本質を突く内野さん。そのため、「借金を抱えてしまい、キャバ嬢に『お金を貸してほしい』などと持ち掛けるようになって離婚してしまったり、結婚に至らず破局することも珍しくありません。そもそもキャバクラで大金を使う人って、それだけ稼いでいるわけですが、その分大きなストレスも抱えているので、それを発散するように女遊びに走り、交際を続けられないこともよくあるんですよ」という。

「なので、そこからさらに水商売歴を重ねた25歳以上のキャバ嬢は、そこそこ稼いではいるものの、店では派手にお金を使わない……例えば土地やマンション、車など、自分のものにお金を使い、堅実にかつ豊かに暮らしている男性を選ぶようになります。自営業の方や会社の役員さんに多いですね」

 その後、30歳に近づいてくると、キャバ嬢は水商売に疲れてしまい、「早く結婚相手を選ばなくては」と考えるようになるそうだ。

「その場合だと、フラッと店に飲みに来ただけという、価値観や金銭感覚が合う同い年の男性と結婚することもありますね。あと同郷の幼なじみと結婚する例も」

 キャバ嬢を射止める男性は、お店で大金を使い、高価なプレゼントを贈っていそう……そういったイメージを持つ人も少なくないだろうが、一概には言えないようだ。

 一方で、こうした傾向に当てはまらない相手と結婚したケースでは、「同業者」が挙げられるという。

「例えばホストですね。うちの店の女の子にもいましたよ。ただ、妻側がお店を辞め、夫がそのままホストを続けていると、妻は嫉妬心を抱くようになるみたいで、結局夫側も引退することに。なので、キャバ嬢とホストが結婚すると、意外に地味に暮らすようになるものなんですよ。それから、売れないバンドマンなど、夢を追いかけている男性を『支えたい』と言って、結婚した話も聞きますね」

成り上がる女の法則/内野彩華
「派手に使うほど、お金はなくなる」に深く頷きました
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