[連載]ヤリチン卒業!! 叶井俊太郎の子育て奮闘記

10歳の娘がいよいよ親離れ!? 家族で遊びに行っても「友達と来たかった……」

2020/01/20 19:00
叶井俊太郎(映画プロデューサー)

レンタカーを借りて連れて行っても、やっぱり「友達がいい」

 そして1月3日。この日はレンタカーを予約できたので、朝からまた千葉へ。午前中は千葉市科学館。「小学校の宿泊体験で遊びに来たものの、時間がなくて何も見られなかったから」というココ本人の希望により遊びにきたのです。 いろんな科学館に行ったけど、ここは視覚や聴覚を使う展示など、体験できるものが多くて大人でも楽しめます。

 その後、 複合施設「東京ドイツ村」へ。ここも何度か来たことがあるが、久々に来たらイルミネーションがすごいし、ミニ遊園地やミニ動物園などができてた。というか、前に来た時に気づかなかっただけかもしれないけど……。正月休みとあって、家族連れでごった返していて、遊園地では遊べませんでした。ココは、「こういうところで友達と遊びたいんだよなあ」とブツブツ。とはいえ、オレや妻と一緒に遊んでてもまだ楽しそうだけどね。

 ここでもココの変化が見られました。遊園地などの子ども向け施設でよく見かける「宝石探し」。水槽とか砂の中に宝石が隠れているアレです。ココは今まで絶対にやっていたのですが、今回初めて「いやー、宝石探しはもういいかな。どうせ石だし」と冷めてる! そうかあ、宝石探しももう卒業なのか! 今まで何度も宝石を探してたけど、ついに飽きたんだな……。今まで楽しそうにしてた遊びに興味がなくなるのは、成長の証しだから、喜ばしいことでしょ!

 今のココは、例えば宮古島やら石垣島への旅行といった非日常的な体験なら家族でと思っているみたいだけど、週末の小旅行なら友達と、というのが本音なんだろう。まあ、オレも妻もココ中心の生活なのは変わらないので、ココが友達と遊びたいというならそれはそれで全然OK。4月には5年生になるわけで、ますます親との遊び方も変わってくるんだろうなぁ。いや、もう親とは遊ばなくなるのかも!

叶井俊太郎(映画プロデューサー)

叶井俊太郎(映画プロデューサー)

2009年9月に漫画家・倉田真由美と入籍した、バツ3の元ヤリチン。09年11月に生まれたココちゃんと現在は家族3人暮らし。著書に『突然、9歳の息子ができました』(サイゾー)『ダメになってもだいじょうぶ—600人とSEXして4回結婚して破産してわかること』(倉田真由美との共著、幻冬舎)がある。

ヤリチン卒業!! 叶井俊太郎の子育て奮闘記

最終更新:2020/03/05 12:11
突然、9歳の息子ができました。 42歳、バツ3、自己破産男の気ままな育児術 / 叶井俊太郎/著
反抗期への予兆……
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