ある意味「吉高っぽい役」ではある

吉高由里子『知らなくていいコト』、初回9.4%でも「期待はずれ」「ゾッとする」と批判のワケ

2020/01/09 15:14
サイゾーウーマン編集部
『知らなくていいコト』(日本テレビ系)公式サイトより

 1月8日、日本テレビ系「水曜ドラマ」枠で『知らなくていいコト』が放送を開始した。主演は吉高由里子、脚本は作家・大石静氏ということで、ネット上では放送前から「楽しみ!」「絶対見る」と注目されていたが、第1話の平均視聴率は9.4%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)と2ケタに届かず、内容についても「期待はずれ」の声が上がっている。

「同ドラマは、週刊誌の凄腕記者・真壁ケイト(吉高)が、自分の“出生の秘密”に迫っていく中で繰り広げられるヒューマンストーリー。第1話でケイトは、息を引き取る直前の母・杏南(秋吉久美子)から『あなたの父親はキアヌ・リーブス』だと聞き、半信半疑ながら手がかりを探し始めます」(芸能ライター)

 若い頃の杏南がキアヌ・リーブスと会っていた証拠写真を見つけたあと、“謎の指輪”を発見するケイト。仕事では茶道家・多賀笑子(倍賞美津子)の“詐欺被害ネタ”を追いつつ、ケイトはこの指輪の贈り主について調べる。その結果、ケイトの父親は過去に世間を騒がせた殺人犯・乃十阿徹(小林薫)だという可能性が浮上する……といった展開だった。

「吉高は18年4月期にも、同枠の連ドラ『正義のセ』で主演を務めており、こちらは第1話で11.0%を記録。昨年4月期はTBS系『火曜ドラマ』枠で『わたし、定時で帰ります。』の主演を務め、最終回で12.5%を獲得するなど、近年の主演作は比較的好調です。また、大石氏も脚本を担当した18年10月期の『大恋愛~僕を忘れる君と』(TBS系)が話題になり、最終回で13.2%を記録。16年7月期の『家売るオンナ』(日本テレビ系)は、シリーズ化されるほどの人気ぶりです」(同)

 そんな吉高と大石氏がタッグを組んだとあって、『知らなくていいコト』にも期待が寄せられていたようだが、初回を見たネットユーザーからは「話についていけない」と、不満の声が続出している。

「まず疑問視されていたのは、ケイトの取材シーン。ケイトは笑子を怒らせ、取材拒否されてしまったものの、自分が後輩記者・野中春樹(ジャニーズWEST・重岡大毅)からプロポーズされたのをきっかけに、笑子と“恋バナ”で意気投合。結局、取材に成功するという流れでした。これにネット上では『笑子が簡単に心を許しててビックリ。都合よすぎない?』『敏腕記者がどんな説得をするのかと思えば、恋バナしただけって……』『変な展開! 大石静脚本なのに、なんでこうなった!?』など、視聴者の間で困惑が広がっていました」(同)

 これだけでなく、指輪の真相を知って「殺人犯の子どもかもしれない」とショックを受けていたはずのケイトが、春樹との結婚話ですぐに気持ちを切り替えていたことにも、「主人公の感情についていけない」「視聴者が完全に置いてけぼり」「ケイトが何を考えてるのかわからなすぎて、ゾッとする」といった指摘が続出。初回の反応は厳しいものとなったが、これから巻き返せるだろうか?

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最終更新:2020/01/09 15:14
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