【連載】堀江宏樹に聞く! 日本の“アウト”皇室史!!

皇室の“知られざる”お正月事情――天皇陛下は大忙しでも女官は「朝から日本酒」!?【日本のアウト皇室史】

2020/01/11 17:00
堀江宏樹(ほりえ・ひろき)
Photo by Dick Thomas Johnson from Flickr

 皇室が特別な存在であることを日本中が改めて再認識する機会となった、平成から令和への改元。「皇族はスーパースター」と語る歴史エッセイストの堀江宏樹さんに、歴史に眠る破天荒な天皇家のエピソードを教えてもらいます!

――皇居の一般参賀は今年も多くの人で賑わいました。お正月は、皇族の方々のお姿を見る機会が多くありますよね。最近は、皇室関係の特番もなぜか増えていますし。

堀江宏樹(以下、堀江) 皇室の方々には、晴れ晴れとしたオーラがありますよね。だから「お正月の顔」にふさわしいのかも。ちなみに、1月2日に皇居で行われた「新年一般参賀」は、第二次世界大戦後の1948年(昭和23年)から始まった新しい皇室行事で、特別な事件や事故などの事情がない限り、毎年行われているようですね。

 お正月の天皇陛下は、本当にお忙しく過ごされているかと思いますが、これって伝統的なことなんですね。天皇陛下は元日も午前5時くらいから、平安時代から続く「四方拝(しほうはい)」と呼ばれる、いわば“秘密の儀式”を執り行われておいでです。

――「四方拝」ですか。一般的には聞き慣れない名前かと。

堀江 明治時代以降、宮中にいた女官の回顧録にも頻出するのですが、内容についての記述はゼロ。辞書には「天皇が元日の朝、天地四方(など)を拝する儀式」出展:『日本大百科全書』(小学館)とありますが、詳細は口外されることがなくて不明。

 江戸時代以前は公家の屋敷などでも行われていたようですが、公式に現在も続いているのは、天皇家だけのようですね。時代や資料によって開始時間は異なりますが、だいたい午前4時~午前5時半には始まるようです。儀式内容を推理すると、新年を迎えた世界に、天皇が日本人代表として「今年もよろしくおねがいします」というご挨拶をしているのではないかと。八百万(やおよろず)の神様たちに、「今年は災厄が起こらないように」と祈るイメージで間違えてはいないと思われます。

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