今年“試される”みなさん

明石家さんま、関ジャニ∞・村上信五、田中理恵……東京オリンピック、“要注意”タレント

2020/01/05 15:00
杜若菖蒲(ライター)
ハラハラして見ていられなさそう……

 2020年夏に開催する東京オリンピックにて、タレントの明石家さんまが日本テレビ系の生中継番組に“キャプテン”として登場する。さんまのほかに、スペシャルサポーターをくりぃむしちゅー・上田晋也、スペシャルキャスターを有働由美子が担当。3人とも、オリンピックで取材経験のあるベテランで、安定感のあるキャスティングとなったようだ。

 大のスポーツ好きで知られるさんまは、00年シドニーオリンピック以降、今回で6度目となる五輪キャスター経験のほか、国際大会を中心にサッカーの関連番組に“サッカー通タレント”として出演する機会も多い。しかし、11年開催の『FIFAクラブワールドカップ』で、さんまは“大失態”を犯している。

 スペインのチーム「バルセロナ」が優勝し、同大会の中継番組に出演したさんまが、当時24歳のリオネル・メッシ選手にインタビューを行った。その際、「老後はどうしはるんですか?」と質問し、ネット上では「間抜けすぎる」「優勝直後に聞くことじゃない」などと批判が噴出。海外からも「日本人はバカだ」という声が巻き起こった。

「この中継のあと、さんまはラジオ番組『ヤングタウン』(MBSラジオ)に出演し、裏話を明かしています。なんでも、もともとメッシ選手が中継に出演する予定はなく、さんまによると『日テレが無理に騙し討ちのような感じで連れてきた』とのこと。さんまは日テレの無茶振りに応じたものの、機転が利かず間抜けな質問をしてしまったようです。東京オリンピックでは、さんまへの無茶振りは禁物でしょうね」(芸能ライター)

 さんまのように、過去に“やらかした”東京オリンピック関係者はほかにも。聖火リレーで和歌山県内のランナーに選出された、12年ロンドンオリンピック体操女子日本代表の田中理恵だ。

「東京オリンピック・パラリンピックで組織委員会の理事も務める田中ですが、過去には失言でネット上を騒がせました。19年3月放送の『踊る踊る!さんま御殿!! 豪華アスリート大集結 話題の美女が大騒ぎSP』(日本テレビ系)にて、田中は『“くだらない死に方”を絶対したくない』と主張。その具体例として、『道を歩いてると車が急に来る』『ガラスが割れて上から落ちる』を挙げ、ネットユーザーから『配慮に欠ける、最低な発言』『慎重な言葉選びができないなら、バラエティに出るな!』と猛バッシングを浴びました。東京オリンピックでは大役を務めているだけに、失言ひとつで窮地に陥るかもしれません」(同)

 ここ最近、司会業で注目を浴びている関ジャニ∞・村上信五は、東京オリンピックでもフジテレビ系のメインキャスターに就任。しかし、村上の場合は「失言とは別の懸念点がある」(テレビ局関係者)という。

「村上は17年から、ビートたけしと共に『FNS27時間テレビ』の進行を務めていますが、同番組の視聴率は下がり続けています。タッグを組んで3年目となる19年は、明らかに東京オリンピックを意識したテーマ『にほんのスポーツは強いっ!』を掲げたものの、平均視聴率5.8%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)と大爆死でした」(同)

 また、同番組で村上がたけしに“タメ口”だったことも、ネット上で物議を醸した。「村上って生意気だね」「見ていて不快になる」「目上の人、しかもたけしにタメ口って何様!?」などと、非難が噴出。

「近年の村上は、大型番組で司会を務めるなど、その実力が認められつつあります。そんな中、オリンピックというビッグイベントで、村上の本当の手腕がジャッジされるのは間違いないでしょう。将来的には、ジャニーズ事務所の先輩で、スポーツ中継を多数こなしている中居正広のポジションを狙っているのかもしれませんが、視聴率でも結果を残せていないですし、今の村上は “空回り”している印象ですね」(同)

 4年に一度、しかも自国開催とあって、2020年を通して盛り上がるであろう東京オリンピック。世界中からも注目が集まるだけに、ここでの“やらかし”は命取りになりそうだ。

杜若菖蒲(ライター)

杜若菖蒲(ライター)

幼い頃からワイドショーが好きで、15歳で「リポーター」と呼ばれていた。趣味はリサーチ、特技は妄想。自慢の“地獄耳”で、些細なゴシップも素早くキャッチします。

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最終更新:2020/01/05 15:00
東京五輪が待ちきれない!!
つつがなく終わることを願ってます
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