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嵐2019年ウラ事件簿! 「コンサート侵入容疑」「ファン暴行容疑」など相次ぐ逮捕者

2019/12/31 08:00
サイゾーウーマン編集部
ファンもとても疲弊した1年でした……

 2019年1月27日、公式ファンクラブサイトを通じて「20年12月31日をもって活動休止」することを発表した嵐。18年より続く20周年記念の5大ドームツアー『ARASHI Anniversary Tour 5×20』で全国のファンに笑顔を届けつつ、動画配信サイト・YouTubeの公式チャンネル、SNSアカウント(Twitter/インスタグラム/Facebook/TikTok/中国版TwitterのWeibo)を開設し、大きな話題に。こうして嵐の活動が盛り上がる一方で、周囲では物騒な事件もいくつか勃発してしまった。

「嵐」神社で逮捕者

 2月21日、ニュースサイト・朝日新聞デジタルが「当選発表控え嵐ファン、大野湊神社・二宮神社に巡礼盛ん」との記事を配信。活動休止発表後に申し込みが始まったツアー追加公演の当選発表を前に、嵐ファンが“メンバーと同じ名の入った神社”を参拝しているとして、石川県内の「聖地」を特集した。取り上げたのは、「大野湊神社」(大野智)「二宮神社」(二宮和也)「松本神社」(松本潤)の3カ所。仲間と「嵐会」を開く石川在住のファンによれば、“聖地巡礼”は以前から行われていたものの、「倍率がさらに上がるので、祈願をしてあやかりたい」といった思いで、参拝者が増えているとか。

 そんな中、櫻井翔の名が含まれる福岡・糸島市の「櫻井神社」で、観光客の女性が暴行を受けるという事件が発生した。脅迫と暴行の疑いで逮捕されたのは、自称ツアーガイドの増田宣博容疑者(48)で、被害に遭ったのは東京から友人と2人でやって来た女性。19年2月16日午後1時40分頃、増田容疑者は「写真を撮ってあげる。鳥居の裏にパワースポットがある」と声をかけて案内する最中、女性の体を触ったという。女性がガイドを断ると、「案内してやっているのにその態度はなんだ」と激高し、「お前は福岡に来るな」「殺すぞ」などと脅迫した上で、胸付近を複数回押す暴行を加えた疑いが持たれている。

 もちろん、女性被害者が嵐ファンとは断定できないが、聖地とあって、ネット上では「櫻井神社で暴力とかやめてほしい」「櫻井神社で暴行したって何よ。縁起悪いことするな」「嵐ファンに手を出すな!」と、怒りの声が噴出していた。

チケット転売で書類送検&逮捕者が出る

 嵐といえば、ジャニーズの中で“最もチケットが取れない”と言われているグループ。以前からチケットのトラブルは相次いでいたが、19年もよからぬ事例が目立ってしまった。10月24日、大阪府警サイバー犯罪対策課はチケット不正転売禁止法違反容疑などで、北海道・札幌市の保育士の女(24)を書類送検。同法は6月に施行されたが、適用は全国で初めてだった。10月24日配信の朝日新聞デジタルの記事によると、送検容疑は6月~9月にかけて、嵐の公演の電子チケット(計4人分)を、SNSを通じて申し込んできた女性3人に対し、定価の約8~15倍で転売した疑い。最も高値で、9,000円のチケットを13万3,000円で販売しており、女は容疑を認めているとのことだった。

 さらにこの女は、SNSで第三者から購入したチケットを、再びSNSを使って購入希望者を募り、転売する行為を繰り返していたとか。府警は女の携帯電話の解析などから、嵐のコンサートをはじめ10公演17席分のチケットを転売し、計90万5,000円を得ていることを掴んだようだ。なお、11月28日にはチケット不正転売禁止法で初の逮捕者が報じられた。東京都職員の山内浩史容疑者は、自身と家族の名義で複数のプロ野球球団やアーティストのファンクラブに入会。12年3月から19年8月までに嵐やDREAMS COME TRUEといった人気グループのコンサートチケットなど計約3,200枚を転売し、約4,700万円を売り上げていたそうだ。

 嵐は20年5月15日・16日に新しくなった国立競技場で公演を行う予定。こちらも高額での転売や詐欺被害の多発が予想されるだけに、ファンは注意が必要だろう。

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