視聴率は低調だけど

フジ月9『シャーロック』特別編7.7%獲得! 「続編に期待」「謎が残ったまま」と賛否両論

2019/12/24 18:00
サイゾーウーマン編集部(@cyzowoman
『シャーロック』(フジテレビ系)公式サイトより

 先週、最終回を迎えたディーン・フジオカ主演の月9ドラマ『シャーロック』(フジテレビ系)。その特別編が12月23日に放送され、視聴率7.7%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)を記録したが、ネット上では「続編に期待」「結局謎が残ったまま」と賛否が分かれている。

 最終回では、これまで犯罪捜査コンサルタントの誉獅子雄(ディーン)が追いかけてきた事件の黒幕・守谷壬三(大西信満)が姿を現すも、事件の全貌が明らかになる前に、誉と守谷は夜の海に転落。視聴者の間では、誉の前に現れた守谷が「本物か? 偽物か?」と、物議を醸したまま終了となった。

「特別編は、誉が姿を消して1週間後、相棒である精神科医・若宮潤一(岩田剛典/三代目J SOUL BROTHERS for EXILE TRIBE)のもとに、フリージャーナリストを名乗る門司かれん(木南晴夏)が『誉の功績を後世に残したい』と訪ねて来るところから始まりました。そこから、若宮と門司が、誉の関わった事件の犯人や関係者に話を聞きながら、これまでを回想していくという展開だったのですが、視聴者が特別編で明かされると期待していた“守谷の正体”についてはまったく触れられず。一部ネット上では『守谷は本物なのか偽物なのかだけでも知りたかった』『守谷が出てこないなんてショック』と不満の声が見受けられます」(芸能ライター)

 しかし一方、ラストシーンを絶賛する視聴者も多い。ラストでは3年後、誉の跡を継ぐようにして、警視庁捜査一課の警部・江藤礼二(佐々木蔵之介)の捜査を手伝っていた若宮の前に、鑑識に扮して現場に紛れ込んでいた誉が、何食わぬ顔で事件の謎を解きながら現れる……というシーンが描かれた。

「その直前、誉が若宮に宛てに記した『俺が死ぬことで悲しむ人は幸い一人もいない』という手紙が見つかりました。そのため、『誉の生死はわからないまま』と思った視聴者も多かったのですが、それを裏切るように、最後の最後に誉が姿を現したという流れです。ネット上では、この展開に興奮した視聴者が『誉も生きていたし、続編に期待したい!』『守谷の謎を続編で暴いてほしい』と歓喜の声が続出しました。『門司は守谷一味?』『本物の守谷が回想シーンに紛れ込んでいる可能性もありそう』など、早くも推理を始める人も出てきています」(同)

 また、月9ドラマでは最近、最終回の次週に特別編が放送されるのが恒例となっているが、4月期の『ラジエーションハウス~放射線科の診断レポート~』、7月期の『監察医 朝顔』では、ともにドラマ本編の映像を使い回すシーンが多く、視聴者から不評を買っていた。しかし『シャーロック』の特別編は、新しいシーンを盛り込んでいたため、これも好評を博す要因になったようだ。

 視聴者の間で「ディーンの代表作になるのでは?」とも言われている『シャーロック』。果たして続編はあるのだろうか。

最終更新:2019/12/24 18:00
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