インタビュー

2020年新春、「買うべき福袋」3選! 一方で「買わない方がいい福袋」の新基準は?

2019/12/27 17:00
サイゾーウーマン編集部(@cyzowoman

2020年新春「狙い目福袋」3選!

 では、恩田氏が「ぜひ狙ってほしい」とオススメする2020年新春福袋は何なのだろう。今回、3つの福袋をピックアップしてもらった。

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◎松屋銀座「GINZAのOL福袋 冬のおでかけ編」(税込1万1,000円)
※販売個数:9号、11号 各100点(計200点)限り。コート1点、ニット2点、ワンピース1点、スカート1点の計5点入り

 松屋銀座の「GINZAのOL福袋」は、職場に着て行ける実用性の高いアイテムが揃い、働く女性に人気の福袋。もともと2005年発売の「コンセプト福袋」で、通常こうしたコンセプトものは1年限りなのだが、評判が良かったため継続販売されているという。恩田氏はこれを「究極の福袋」「福袋の最終形態」と大絶賛する。

「15年近く販売されているということは、その間、担当者が何回か変わっていると思うのですが、前任者より売り上げを落として評価を下げたくないので、担当者の気合の入り方が違うんです。また、福袋は個数を揃えるのが大変で、どこの百貨店も目玉のものは販売数が少ない中、各100点、計200点用意している点もすごい。企業努力と担当者の『前任者に負けられない』という意地を私は感じますね」

 かつて、プランタン銀座のお披露目会に行った際、販売個数が「84個」という福袋があったと恩田氏。この「84」には何の意味もなく、現時点で調達できるギリギリがその数だったそうで、「それだけ、数を確保するのはシビアなこと」という。なお、同社社長から「中途半端だから100個用意して」と指示が下ったという後日談もあり、担当者の苦労は計り知れない。

「『GINZAのOL福袋』は、もはや松屋銀座の顔。私に言わせると、これがコケたら、松屋がコケてしまうと言っても過言ではない福袋なんです。それだけに、満足度の高い福袋であると言えるでしょう」

◎西武池袋本店「ヴィノスやまざき ワイン福袋(4本入)」(税込3,300円、5,500円、1万1,000円)
※販売個数:3,300円=300個、5,500円=200個、1万1,000円=50個

 西武池袋本店の酒売場がおすすめする蔵直ワイン®の専門店「ヴィノスやまざき」。担当者が生産者の元に足を運び、直接交渉して、船積みから海上輸送まで手がけるという“蔵直”にこだわっているという。そのため、普通は入荷できないような小さなワイナリーの商品も店頭に並ぶほか、輸送管理も徹底されていて商品が高品質、輸送コストが抑えられるため価格も安く提供できているそうだ。

「そんなこだわりの強い『ヴィノスやまざき』の福袋は、総販売個数『550個』という莫大な数。かさばるワインをそれだけの数用意するのは、ずばり“売れるから”なんですね。すでにワインに精通している人は、ネットで自分好みのワインを購入すればいいと思いますが、初心者の方は、百貨店のお得な福袋を買ってみるのもいいのでは。店員さんがいろいろと教えてくれますし、百貨店なので当然、管理状態もよく、配送もしてくれますから」

◎東武百貨店 池袋本店「チーズ王国 招健招福 チーズ福袋」(税込4,800円、6,800円、1万800円)、「パリ店厳選の選りすぐり福袋」(税込8,800円)
※販売個数:(招健招福 チーズ福袋)4,800円=90個、6,800円=80個、1万800円=70個/(パリ店厳選の選りすぐり福袋)=100個

 世界中のチーズを集めているという東武百貨店 池袋本店の「チーズ王国」は、専門店ならではのこだわりの逸品に出会える店だというが、恩田氏は特に「お得感」に着目しているそうだ。

「例えば、1万800円の福袋は、1万7,000円相当、8,800円の福袋は1万2,000円相当の商品が入っているそうで、通常より3~4割近く安くチーズを購入することができます。輸入状況によって内容が変わるため、ギリギリまでどういった商品が入るのかはわかりませんが、ぜひオススメしたい福袋ですね。実は東武は、食品の福袋に力を入れていることで有名。近年、百貨店が、高額の『体験型福袋』を発売して話題を集めるようになっている中、東武はそういった派手な福袋同様、“自分へのご褒美”的な、誰もが買える価格帯の食品福袋に注力し始めました。食品福袋は、マスコミに取り上げられにくい面があるのですが、それでも全社を挙げて食品を推してきた。チーズ王国に限らず、東武の食品福袋はどれもオススメできますね」

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 今回、オススメ福袋を選ぶにあたり、「個数が多い」という点を重視したと恩田氏。数を用意するのは、それだけ百貨店が「売れる」と自信を持っていて、いい商品が揃っているからだという。

「各百貨店が、総計何個の福袋を用意しているのかを、売り場面積と比較しながらチェックするといいと思います。一方で、個数に着目するのは、やっぱり、『買えなければ意味がないから』。例えば限定10個など、数がかなり限られた福袋は、赤字覚悟ゆえに確かにいい商品が入っているのですが、手に入れるためには始発で訪れる覚悟でなくてはいけません。だったら、少なくとも100個は用意されている福袋を狙った方がよいのではないでしょうか」

福袋
恩田さんの「思い出福袋」の話に胸がときめきました

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