芸能界の薬物汚染は深刻……

片瀬那奈、成宮寛貴、清原和博……薬物疑惑を否定した芸能人

2019/12/21 15:00
立花はるか
 
 
 
 
 
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 11月16日、合成麻薬MDMAを所持していたとして、麻薬取締法違反容疑で逮捕・起訴された沢尻エリカ被告。翌日、沢尻被告の親友として知られる女優・片瀬那奈は、MCを務める『シューイチ』(日本テレビ系)で涙ながらに「悲しくて、もうショックで……裏切られたような気持ち」とコメントした。その後、ネットに沢尻被告とクラブで踊る動画が投稿され、片瀬にも世間から疑惑の目が向けられることになったが、自身の潔白を証明すべく薬物鑑定を申し出ていたと、12月10日発売の「週刊女性」(主婦と生活社)が報じている。

「『週刊女性』によると、片瀬は沢尻被告が逮捕された数日後に尿鑑定と毛髪鑑定を申し出て、結果は陰性。薬物反応は出なかったそうです。片瀬の所属事務所も薬物鑑定を行ったことと陰性であったことを認めています。ネット上では『本当にやってなかったとしたら、この状況はかわいそう』という同情の声がある一方で、『一度ついたイメージは、なかなか払拭できないよ』『抜き打ち検査じゃないと、まったく意味がない』と厳しいコメントも寄せられていました」(芸能ライター)

 薬物使用疑惑が浮上し、否定した芸能人は片瀬だけではない。2016年12月に芸能界を引退し、現在は海外在住で自身がデザインしたグッズや服を販売するサイトを運営している「成宮寛貴」こと平宮博重(なりみやひろしげ)もその1人。16年12月2日発売の「フライデー」(講談社)が、成宮とみられる男性が自宅でコカインを使用する直前の写真と、同データを持ち込んだという成宮の友人・A氏の証言を掲載し、成宮に薬物使用疑惑が持ち上がった。

「2日に成宮は、『今回フライデーに掲載された事実無根の記事に対して、非常に憤りを感じます。私、成宮寛貴は、薬物を使用したことは一切ございません』と完全否定。翌週の9日に同誌が『コカイン要求 生々しい肉声データ』と題した続報を掲載すると、同日に成宮は『心から信頼していた友人に裏切られ複数の人達が仕掛けた罠に落ちてしまいました。(中略)今すぐこの芸能界から消えてなくなりたい』とコメントを発表し、本当に芸能界を引退してしまいました。この電撃引退に、ネット上では『否定しているのに引退!?』『良い俳優だったのに、こういう形での引退は悲しい』などさまざま意見が飛び交い、物議を醸すことになりました」(同)

 また、16年2月に覚せい剤取締法違反(所持)容疑で逮捕され、同年5月に懲役2年6カ月、執行猶予4年の有罪判決を受けた元プロ野球選手・清原和博は、逮捕から約2年前の14年3月に薬物疑惑が浮上していた。

「14年3月に『週刊文春』(文藝春秋)が、2週にわたり薬物疑惑を報道しました。その際、清原の所属事務所は糖尿病のために入院していた主張し、薬物の使用を否定しています。また、名誉毀損だとして、損害賠償と謝罪広告の掲載を求めて提訴する準備を進めていると発表し、清原は書面で『私は強い決意をもって、最後まで戦います』とコメント。ネット上では『火のない所に煙が立つの?』『訴訟を起こすつもりなら、それだけ潔白の自信あるんだろうね』『糖尿病だと信じたいけど……』など、清原の薬物使用を疑う声もありました」(同)

 今年は多くの有名芸能人が違法薬物の使用の疑いで逮捕されたが、ファンを裏切るような行動は避けてほしいものだ。
(立花はるか)

最終更新:2019/12/21 15:00
中山秀征/50
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