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『いだてん』NHK大河ドラマワースト更新も“高評価”! 一方、最後まで不評だったキャストは?

2019/12/16 19:00
サイゾーウーマン編集部(@cyzowoman
『いだてん』(NHK)公式サイトより

 NHK大河ドラマ『いだてん~東京オリムピック噺』の最終回が12月14日に放送され、平均視聴率は8.3%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)だったことがわかった。10月13日の39話で3.7%まで数字が落ち込み、そこからは盛り返しつつあったが、全47話の平均視聴率は8.2%で、大河史上初となる1ケタ台&歴代ワースト記録を打ち立てることに。そんな同作の出来について、視聴者の間では「最高だった」「いろいろあったのが残念」など、さまざまな声が飛び交っている。

「『いだてん』は1964年の東京オリンピックを題材にした話で、前半は“日本マラソンの父”と呼ばれる金栗四三(中村勘九郎)、後半は東京オリンピックの組織委員会事務総長・田畑政治(阿部サダヲ)が主人公を担いました。一作品で主人公が交代するという異例の構成が、当初ネット上で『主人公が2人って混乱しそう』などと不評を呼ぶことに。序盤で視聴者の心をつかめなかったのが、低視聴率の原因の一つでしょう」(芸能ライター)

 念願の東京オリンピック開会式当日が描かれた最終回。過去の回想が流れ、これまで東京オリンピック開催に向けて尽力してきたメンバーも集結し、最後は落語家・古今亭志ん生(ビートたけし)「富久」のオチでエンディングを迎えた。

「視聴率は振るわなかったものの、最終回はTwitter上で『いだてん最高じゃんねぇ』のハッシュタグが登場し、一時トレンド入りを果たすほど大盛り上がりしていました。また、脚本を務めた宮藤官九郎も、タクシーの運転手として初登場し、視聴者の関心を引いたようです。初回から最終回まで見届けた視聴者は『かなり面白かった』『最後は感動で泣けちゃった。よかったよ!』と大絶賛していました」(同)

 それだけに、出演中に不祥事を起こした出演者がいたことに対し、「残念でならない」という声が多数上がっている。

「3月、コカインを使用したとして麻薬取締法違反容疑で逮捕されたピエール瀧は、前半の主要な役どころである足袋屋の店主役を担当していましたが、途中で三宅弘城に交代となりました。また、10月に税金の申告漏れが発覚し、活動を自粛したチュートリアル・徳井義実は、東京オリンピックで金メダルを獲得した女子バレーボールの日本代表監督・大松博文役を演じていたものの、出演シーンに編集が加えられることに。さらに、阿部と大河原やす子の川島海荷が、それぞれ10月と12月に接触事故を起こしています。これに対し、ネット上では『せっかくいい作品だったのに残念』『いいキャストが揃ってたのに、運がなかったな』という声も漏れていました」(同)

 低視聴率続きで、キャストの不祥事に見舞われてはいたものの、視聴者からは好評や同情の声も多かった『いだてん』。そんな中、最後まで不評だったのが、たけしの演技だ。

「たけしは、志ん生の役でナレーションを務めていた時期があったのですが、『聞き取れない』『何言ってるのかわからない』と酷評の嵐でした。最終回でも、やはり『志ん生の語りだけが微妙』との指摘が多くかったですね」(同)

 来年の大河『麒麟がくる』も、メインの出演者である沢尻エリカの逮捕で早くもドタバタしているようだが、どんな展開になるのか楽しみにしたいところだ。  

最終更新:2019/12/16 19:00
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