『テラハ』レビュー

【テラスハウスレビュー】流佳、テラハ卒業のウラで……どうしても気になった愛華の“あざと泣き”

2019/12/16 22:00
サイゾーウーマン編集部(@cyzowoman
『TERRACE HOUSE TOKYO 2019-2020』(Netflix先行配信)公式サイトより

 見ず知らずの男女6人が、シェアハウスで共同生活する様子を記録したリアリティ番組『テラスハウス』。現在、Netflixにて「TOKYO 2019-2020」が配信中で、ファンは個性豊かな面々の恋愛模様を、一喜一憂しながら、固唾を呑んで見守っている。そんな『テラハ』を愛する“テラハウォッチャー”が、12月前半の配信分から、グッときた“名(珍)シーン”をピックアップし、思いのままにレビューする。

春花、ペッペを振る(テラスハウス第25話)

 前回、テラスハウス卒業を控える女優・春花に告白したイタリア人漫画家・ペッペ。今回は春花がペッペを呼び出し、「すごいよく考えて、付き合おうとは思わなかった」と断るシーンからスタートした。ポケモンGO、箱根、品川プリンスのバーなどデートを重ね、キス寸前の雰囲気になるなど、距離を縮めていたかに見えた2人だったが、春花いわく「ペッペと私が2人で話したことはあんまりなかった。私はそこがすごい決め手っていうか、違うかなって思っちゃった」とのことだった。ペッペにだけかなり前から卒業を打ち明け、告白を促すような行動をしていたのは、ただただ自分の去り際を華やかにするためだったのか!? という疑念も生まれる。

 また春花が振ったタイミングも謎であった。週刊誌連載の初回直前の締め切り前日、帰宅したペッペが「明日、締め切り。緊張で夕食を半分食べられなかった」と話しながら、仕事道具を広げ始めたところを「ねえねえ、1回話したい」と中断させ、振ったのだった。春花と付き合っていたら、どんどんボロボロになっていくペッペが想像できた。振られてよかったと思うペッペファンもいるかもしれない。

流佳、ついに卒業(テラスハウス第25話)

 おバカさでテラハを賑わせたアルバイトの流佳も、ついに卒業を決めた。最終日、以前作って失笑された「味のないブロッコリーパスタ」のリベンジをするため、料理教室で習った「トロフィエパスタ」を麺から手作り。さらにNOVAで習い立ての英語で、「前に比べて、自立することができてきたと思います」「みんなのために手料理を振る舞う楽しさも知りました」「僕はこれからもベストを尽くします。これからも僕を見ていてください」などとスピーチしてみせた。

 これまで、流佳の頼りない姿や笑えないおバカ発言の数々を見てきたからか、親戚の子の卒園式を見ているようで、心から「成長できてよかったね」と言える気持ちに。最後に「この環境がなかったら、もっとヤバイ人間だったよ。ありがとう」と言っていた流佳。どんなにヤバくておバカでも素直であれば前進できると教えてくれた。

「テラスハウス」〜TERRACE HOUSE TUNES-We were once in love(CD)(2
るかは赤ちゃんだったねぇ
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