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King&Prince『ジャニーズ・アイランド』、転売購入者の“追放”続出! 「本人確認舐めてた」の声も

2019/12/12 08:00
サイゾーウーマン編集部(@cyzowoman
ジャニワ見ないと年越せないファンが多いもので

 King&Prince・平野紫耀、永瀬廉、高橋海人が座長を務める舞台『JOHNNYS’ ISLAND』が、12月8日に東京・帝国劇場で開幕した。同公演は3人に加えて、ジャニーズJr.内ユニット・HiHi Jets、美 少年、7 MEN 侍、少年忍者らが出演。人気タレントが勢揃いしているだけに、チケットはすでに完売済みだが、ネット上には定価以上の値段で出品されている。そんな中、同劇場ではこれまでにないほどの手厳しい本人確認チェックを実施し、不正購入者を容赦なく“追放”していたという。

 嵐のコンサートをはじめ、数年前からネット上におけるチケットの転売を問題視していたジャニーズ事務所。熱心なファンもジャニーズコンサート事務局に情報を提供し、転売が発覚したチケットに関しては、公式サイト・Johnny’s netにて「無効チケット」として席番号を公開。無効になったチケットは再抽選の上でほかのファンクラブ会員に販売すると予告しており、事務所側のこうした強気な姿勢が評価されていた。

「その後は『ARASHI LIVE TOUR 2015 Japonism』や、渋谷すばる(当時は関ジャニ∞所属)のソロライブツアー『渋谷すばる LIVE TOUR 2016 歌』といった一部公演にて、本人確認のための“顔認証”を導入。事前に登録した顔写真をもとに係員が目視で本人かどうかをチェックするという流れでしたが、ファンからは『機械を使うなど、もっと厳重にすべきでは』との指摘も少なくありませんでした。最近ではドームクラスの公演においても、ファンに身分証明書を提出させる本人確認を何度か行い、高額転売を野放しにせず、取り締まりを強化している印象ですね」(ジャニーズに詳しい記者)

 今年6月14日には高額転売の防止策として、「チケット不正転売禁止法」が施行され、ジャニーズファンの間でも大きな話題に。そんな中、『JOHNNYS’ ISLAND』上演開始後に帝国劇場へ足を運んだファンの書き込みによると、会場入口に「『チケット不正転売禁止法』の遵守について」と書かれた貼り紙が掲示されていたという。Twitter上にアップされている画像を見ると、これは法律に違反した際は「1年以下の懲役もしくは100万円以下の罰金、またはその両方が科されます」「ご来場のお客様へのご本人確認、ならびにチケットの購入先についてお伺いする場合がございます」と警告しているものだった。

 実際、劇場側は初日の8日時点で本人確認を始めたようで、ネット上には連日のように複数のレポートが上がっている。例えば、「チケットをもぎるところにバインダーを持ってるスタッフが立っていて、チケット見せた瞬間に連れて行かれてる人がいた」「帝劇入り口で捕まってる人がいて、『このチケットでは入場できません』って言われてた」「チケットもぎりの時、帝劇スタッフが手元のメモ帳を見てた」と緊迫した空気がうかがえる。

 中には、チケットの名義人と別々で入場した同行者が声をかけられ、すでに劇場内にいた名義人も呼び出されて身分証をチェックされたという例も。そのTwitterユーザーいわく、「不快だったのでスタッフを問い詰めたら、『ランダムでやれと言われている』と言っていた」とか。

 そもそも、同公演のチケットは公式ファンクラブのKing&Princeとジャニーズジュニア情報局で先行申込みを受け付けたほか、一般発売、帝国劇場枠、クレジットカード枠といった方法でも販売。ファンクラブのチケット料金は1万2,800円(S席)、1万円(A席)、8,000円(B席)、6,000円(C席)と4種類だが、売買サイトを開くと、最安値で3万円台、高いもので50~60万台が出品されている(12月11日時点)。

「帝国劇場などでの舞台公演は、コンサートよりも本人確認を行う可能性が低いため、公式で取れなかった時は、Twitterや売買サイトで探してチケットを買っているファンが多いんです。劇場係員はステージの撮影なども警戒していて、スマートフォンを掲げているファンに撮影しないよう注意していました。スマホを持って怪しい動きをしているお客さんを、インカムで連携を取り注視していたのでしょう。開演直前、すでに座席についていた10代と思しき女性ファンに何か声をかけた後、その女性は荷物を持って退場していました。おそらく、そこは空席のまま本番が始まったのだと思います」(公演を見たジャニーズファンの女性)

 また、前述の通り本人確認は「ランダム」で実施していたという話もあるが、「今回は一般発売分のチケットではなく、特にファンクラブ枠の転売に目を光らせているよう。おそらくネット上に出品され、ある程度座席の番号が割れているところを中心に検査しているようです。Twitterでは、席の情報を詳しく記して『譲ります』と、高額買い取りを呼びかけている人もいますからね」(同)とのこと。あるTwitterユーザーは、3万円以上を出してチケットを買ったものの入場時に止められたといい、「本人確認舐めてた」と、嘆いていた。

 一部アーティストのファンクラブや、興行ではチケットを買った公演に急きょ行けなくなった場合、購入希望者に定価でチケットを再販できる「リセール」サービスなどを取り入れている。帝国劇場での現状を受け、ジャニーズファンからは「法令遵守なら、公式リセールをやってくれないと筋が通らない」「そんなに不正転売が嫌なら、公式のチケット交換システムでも作ってほしい」「事務所はホントに無能。システムを外部に委託して早くリセールサービス作るべき」「そこまで本人確認するなら、ファンクラブ入る時にクレジットカードとか身分証の顔写真を登録させるなりして、1人1名義しか作れないようにすればいいのに……」と、事務所への怒りの声も多く上がっている。

 12月中旬~1月中旬は美 少年・佐藤龍我や那須雄登らの誕生日と公演が重なる。こういった“特別な公演”は特に不正購入者が多いとみられるが“空席祭り”になってしまうのか……?

最終更新:2019/12/12 11:24
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