SNSにまで抗議が殺到……

吉岡里帆、深川麻衣、KAT-TUN・亀梨和也……ドラマの続編に出演し賛否両論!

2019/11/10 15:00
立花はるか
吉岡里帆公式プロフィールより

 現在放送されている『時効警察はじめました』(テレビ朝日系)で、新キャラクター・彩雲真空役を演じる女優・吉岡里帆に、同ドラマの一部ファンから批判が強まっているという。同ドラマは、2006年に第1シリーズが放送された、根強い人気を誇る『時効警察』の新シリーズだ。

 10月24日、吉岡は自身のインスタグラムに、「明日は林檎様にもBiSHちゃんにも会える…うれしい。」(原文ママ)と投稿し、翌25日放送の『ミュージックステーション』(同)に、同ドラマの主題歌を披露する歌手・椎名林檎の“応援ゲスト”として出演することを報告。しかし、吉岡の投稿に同ドラマのファンとみられる人物から「何も知らない人はあなたが主演だと勘違いするし、時効警察ファンは泣くと思う。Mステは生放送なのでせいぜいいつもの空気を読まない言動は謹んで頂きたいです」と辛らつなコメントが書き込まれた。

「これに吉岡本人は、『わかりました。嫌な思いをされないように気をつけて出演させて頂きます。皆様お忙しいので、沢山の方にドラマを見て頂くために後輩が番宣をするのはとても大切な仕事です。そこだけは分かって頂けると幸いです。時効警察においての役割は全て台本に書いてあります。心を込めて作品に参加させて頂いています。どうかどうか想いが伝わりますように…失礼致します。』と返信したんです。この一連のやりとりにネットユーザーからは、『吉岡がかわいそう』『本人にこんな心ないメッセージを送る人はファンとは言えない』『普通に馴染んでいると思う』といった同情が寄せられる一方で、『さすがに言いすぎだけど、役自体を海外出張させるとかして、ドラマを降りてほしい』という声もあり、さまざまな意見が飛び交っています」(芸能ライター)  

 また、現在放送中の『まだ結婚できない男』(フジテレビ系)に新キャストとして出演している、元乃木坂46・深川麻衣に対しても同様の指摘が寄せられている。

「同ドラマは06年に放送された『結婚できない男』(同)の続編で、深川は、主人公・桑野(阿部寛)の隣人の新人女優という役どころ。ネット上からは『女優役なのに、どの役者よりも華がない』『女優という設定のわりには、地味で記憶に残らない』と辛口コメントが上がるものの、『出来上がった世界観に途中から入るのは大変だと思う』と深川を擁護する意見もあります」(同)

 さらに、12年に放送された『ストロベリーナイト』(フジテレビ系)のリメークである『ストロベリーナイト・サーガ』(同)に、女優・二階堂ふみとダブル主演したKAT-TUN・亀梨和也の演技も不評だったという。

「竹内結子と西島秀俊が共演した『ストロベリーナイト』は、全話平均15.4%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)の高視聴率を記録しました。リメーク版となる『ストロベリーナイト・サーガ』では、竹内が演じた姫川玲子を二階堂、西島が演じた菊田和男を亀梨が引き継いだものの、全11話の平均視聴率は6.6%と大爆死。低視聴率の要因に、『亀梨の存在感が薄い』といった指摘が相次いだんです」(同)

 亀梨が同ドラマの主題歌を担当していたこともあり、ネットユーザーからは「唯一の見せ場が主題歌」という皮肉めいた言葉のほか、「ダブル主演なのに、二階堂のみが主演って感じ」「クセがない人気俳優を使った方が良かったのでは」「亀梨の力不足というよりも、脚本が前作よりもつまらなかった」などさまざまなコメントが散見された。  

 根強いファンがいるということは、ドラマが評価されている証拠。続編を制作する際は、その世界観を壊さない努力が必要なのかもしれない。
(立花はるか)

最終更新:2019/11/10 15:00
時効警察はじめました(上)
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