復帰はそんな簡単じゃないでしょ

Dragon Ash激怒!? サポートベース・KenKen大麻事件後に勃発した「復帰トラブル」

2019/11/06 12:15
サイゾーウーマン編集部(@cyzowoman
佐藤タイジ公式サイトより

 大麻取締法違反罪で、10月30日に有罪判決を受けたロックバンド・RIZEのメンバーで、Dragon Ashのサポートベーシストを務めるKenKenをめぐって、ファンを複雑な心境にさせる出来事が発生した。判決翌日、KenKenがギタリストで音楽プロデューサー・佐藤タイジのライブにゲスト出演することが発表されたものの、翌日に“撤回”。TwitterなどSNS上には、それぞれのファンからさまざまな意見が書き込まれているという。

 佐藤はKenKenの判決公判翌日となる10月31日、11月3日と4日に行われる自身のライブに、KenKenがゲスト出演することをTwitterで告知。すると同日、Dragon Ashのドラマー・櫻井誠はTwitterに「愕然。全く聞いてないし、俺らの事なんてどうでもいいのか」と、名指しこそしていないものの、明らかにKenKenに向けて発したとわかるツイートを投稿した。

「7月24日、Dragon AshはKenKenの逮捕を受けてバンド活動自粛を検討した上で、『すでに決定していた出演をキャンセルすることになれば、さらに皆様にご迷惑をおかけすることになってしまうのではないか、そのような事態は避けるべきではないか、という思いに至りました』と経緯を説明し、別のサポートメンバーを迎えることを発表。現在、Dragon Ashはツアーの真っ最中で、11月4日にも熊本公演が行われました。櫻井をはじめ、多くの対応に追われていたDragon Ash からすれば、このような形での“復帰”に怒りを覚えることは当然でしょう」(レコード会社関係者)

 佐藤のTwitterには「Dragon Ashのメンバーのことを何も考えていない」「復帰は早すぎるし、自己中心的なオファーに思える。承諾したKenKenも信じられない」といった批判が殺到。櫻井やファンからの否定的なコメントが後押しになったのか、佐藤は1日に告知ツイートを削除し、公式サイトでKenKenの出演見送りを報告。また同日、「完全に私のミスです」として、Dragon Ashのメンバーやスタッフ、レーベル、ファンに対しての謝罪文をツイートした。

「しかし、その謝罪文にあった『ケンケンを一日も早く応援したい一心でドラゴンアッシュのツアースケジュールを確認せずに発表してしまいました』という一文で、KenKenの落ち度が浮き彫りになってしまっています」(同)

 櫻井のツイートからもわかるように、最も問題なのはKenKenが、Dragon Ashメンバーに一切連絡をせず、復帰を決めたことだろう。

「サポートメンバーでありながら、バンドに多大な迷惑を掛け、かつ謝罪や報告が後回しになっていることについて、現時点でKenKenは釈明をしていません。RIZEやDragon Ashの活動が宙ぶらりんのまま再始動することに、疑問を抱いている人も多いようです」(同)

 KenKenは保釈後となる8月19日、自身のサイトで「ぼくの命にも等しい音楽仲間と、ぼくの事を命のように大切にしてくれるスタッフ」と、「命」という表現を用いて、謝罪文を発表している。このような言葉で思いを伝えておきながら、なぜKenKenは配慮に欠ける行動をしてしまったのだろう。

最終更新:2019/11/06 12:15
The Best of Dragon Ash with Changes vol.1
KenKenの謝罪文の表現がうさんくさい
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