[連載]ヤリチン卒業!! 叶井俊太郎の子育て奮闘記

小学4年生の娘の周囲がいよいよ中学受験モードに! 習い事の先生も厳しい言葉を連発

2019/10/21 19:00
叶井俊太郎

実験教室の公式Twitterいわく「片付けが遅い子は成績が……」

 そして科学実験教室。4年クラスになってから毎回授業の最後に、その日に習ったことが出題に入っている、中学入試用のミニテストをやることになりました。ココは今のところ、よくて60点台、悪い時は10点台。10点を取った時、「ヤバくない? ビリから2番目じゃん」「私の下に一人いるからビリじゃない! だいたい父ちゃんはこの問題がわかるの?」といった押し問答があり、問題を見ると全くわからん! というか、問題の意味自体が理解できない。これは、10点取るだけでもすごいんじゃないか?

 実験教室からはテストの結果と順位がメールで届くんですが、4年なのに入試用テストで100点を取る子が何人もいる。こういう子はマジで天才なんだろうな。面白いのは、この実験教室の公式Twitter。「成績上位の子は先生の話を集中して聞くが、下位の子は驚くほど何も聞いてない。聞かれてる問いの内容もわからない。これは受験前の夏にがんばったって逆転できない」と断言してる。また、「先生が『授業を始めます』と言ってすぐに読んでいた本をしまうことができる子はテストの点数がいい、ノロノロと片付けが遅い子は点数が悪い」などとツイートしていて、ココにも思い当たるフシがあり、耳が痛い……。

 先日、千葉に大きな被害をもたらした台風が通った翌日も、実験教室は営業していたんです。ツイートによると、とある生徒が無断欠席をし、翌日に親が電話で返金か別日に授業を入れてほしいと要望してきたそう。無断欠席は認められないし、返金はやってない(予約が空いている日の振り替え授業を提案したけど、その日は親子の都合が悪かったらしい)と伝えると、その親子は辞めてしまったとか。まあ、これは無断欠席した親が悪いね。

 科学実験教室のTwitterでは、とにかく子の能力と努力を要請してるわけなんですが、ココは「塾は5年生になってから」というスタンスなので、親の我々は様子見という感じですね。受験するもしないも本人次第。まずは本人がやる気を出さないと、親がどうこう言っても意味ないんじゃないかと思うわけです。

最終更新:2019/10/21 19:00
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