【ジャニーズJr.チャンネル便り】

3人体制のHiHi Jets「奇跡すぎる」展開、7 MEN 侍は矢花が活躍!【ジャニーズJr.チャンネル週報】

2019/09/22 21:00
サイゾーウーマン編集部(@cyzowoman

3人体制のHiHi Jetsがミラクルを起こす!?

 16日に配信されたのは「HiHi Jets【ポケベル知ってる?】数字だけで出会えるか!」。すでに報じられている通り、HiHi Jetsの作間龍斗&橋本涼のプライベート写真がネット上に流出した一件を受け、ジャニーズ事務所は今年12月末まで芸能活動を自粛させると発表。前週6日・8日の7 MEN 侍とのコラボ動画は5人揃って出演していたが、今回から井上瑞稀、猪狩蒼弥、高橋優斗の3人体制で初の「Jr.チャンネル」の撮影に臨んでいる。リアルな現場の雰囲気を伝えようというスタッフサイドの狙いもあるのか、冒頭のグダグダな挨拶まで公開。グループ写真は5人のままであり、特に2人が不在の理由を説明することもなく、企画の本題に入っている。

 3人が挑むのは、1990年代に流行し、今年9月30日にサービスが終了する「ポケベル」(ポケットベル)を使ったゲーム。しかし、1999年~2002年生まれの彼らは、ポケベルについて「聞いたことはあるが、どういったものなのかはわからない」と話すほど、未知のアイテムだ。ポケベルは固定電話や公衆電話から数字だけを受信できる機械だが、井上は「数字が届いたところで……みたいな。わからない」「当時の人はそれで待ち合わせとかしてたってこと?」と、目を丸くした。その後は「3470」(さよなら)「14106」(あいしてる)といった読み方の例を把握し、井上、猪狩、高橋で「ポケベルの数字メッセージを使って出会えるか?」を検証することに。

 3人それぞれにポケベルが配布され、1人ずつ目隠しをした状態で車から降りてバラバラな場所で待機(徒歩30分圏内)。数字だけのメッセージを頼りに、1時間以内に出会えるか、かなり高度なチャレンジとなる。挑戦の前のルール確認時、猪狩は「『う』だったら、1を3回押したら、ガラケー(ガラパゴス携帯)と同じ要領で?」と、ガラケーバージョンの手法も視野に。メッセージは2人同時に送信できないとわかると、高橋は「やっぱ、やるからには会いましょう、ちゃんと。だから、ちゃんと2回送ろう。どっちかに送るんじゃなくて」と言ったが、猪狩は「ニヤリ」と意味深に笑うのだった。先に猪狩が降車すると、「2人になっちゃったね」(高橋)の言葉をきっかけに、高橋の体に触れる、寄り添うなど急に甘え始める井上。

 井上が降りたスポットは、東京・銀座周辺で、高橋は新橋駅前、猪狩は日生劇場前。3人はこの後に帝国劇場で公演中の舞台『DREAM BOYS』(9月3日~27日)の本番が控えており、高橋は「ここから30分ですよね。帝劇か、日生の近くで降ろされてると思うんですよ」と、なかなか鋭い目線で井上&猪狩の居場所を推理した。練習がてら、井上&高橋が冗談半分に「14106」(あいしてる)を送り合う中、猪狩は井上にのみ「2312164」(にっせいにいるよ)と、わかりやすいメッセージを送信。続いて、高橋にはなぜか同じ数字を送らず、「どこ?」を意味する「105」と打ったが、理解できなかった高橋は「484」(しんばし)と、現在地を報告。猪狩はこれをすぐに読み取り、「優斗が新橋にいるってことだ。瑞稀くんが来ちゃうから、日生に。泳がしとこう、あいつは。きっともうあいつのことだから、新橋周辺にずっといるでしょう」と、半ば高橋を突き放していた。

 かたや、井上は「2312164」の送信者が猪狩だと予想し、日生劇場へ。すると、奇跡的に2人は道中で再会に成功し、「新橋の方行ったら、帝劇遠くなっちゃうもんね」(猪狩)「優斗をどうにかこっちに呼ぶのが……。でも、合流したってことは伝えたいよね」(井上)と、会話。この段階では、「2312164」を受け取っていない高橋だけが蚊帳の外にもかかわらず、猪狩は「意味深なメッセージを送りたい」として、「51」(来い)と、無茶振りした。その頃、高橋は猪狩が口にした“ガラケー作戦”で数字を並べて「いましんばし みんなはどこ」と質問しつつ、シアタークリエ付近に到着。「みんなも(公衆電話を)探してるだろうから」と、公衆電話の近くにメンバーがいると山を張った。

 高橋には有力なヒントを与えていないにもかかわらず、おなかが空いた井上&猪狩コンビはテイクアウトしたファーストフードを食べ始める有り様。かたや、時間を気にする高橋はあちこち走り回り、2人が座っているシアタークリエ近くを通り過ぎてしまった。日生劇場へたどり着いた時には「たぶん俺ね、帝劇の方行ってる気がするんだよね」「(メッセージが)来ない! 俺が一番送ってるよ。あいつ、全然返信して来ない。嘘だろ!? あいつら、俺を省いてるのか!?」と、情報不足ゆえに困惑。2人が一緒にいるとも知らずに(しかも悠々と食事中)、高橋は「公衆電話ローラー作戦」で全力疾走を続け、合間に「ていこく」と、伝えた。

 高橋が「猪狩あいつ、マジ瑞稀くんだけに返信してたらふざけんな」としびれを切らすも、「男として待ちます」(猪狩)「心の中ではつながってるんで」(猪狩)「心の中のポケベルを信じて」(猪狩)と、帝国劇場にも向かわず、自分たちの居場所も連絡せずに静観。筆者は直後に舞台が控えている中で、1人だけ汗だくで奔走する高橋に同情したと同時に、焦らない猪狩らに苛立ちを覚えてしまった(片方が帝国劇場に行けば高橋を連れて来られるのに……)。そして、制限時間残り5分でようやく動き出した井上&猪狩は、「クリエに来い」を表す数字を投げかけ、受け取った高橋が猛ダッシュ。

 残り2分とあって、ギリギリでタイムアップか……と諦めかけたところ、信号待ちで足止めを食った井上&猪狩と、激走して来た高橋が見事に合流! 2人を見つけた高橋は、思わず街中で「いたぁ~!」と叫び、期限の1分前に滑り込みゴールとなった。その後、3人で一連のやりとりを振り返ってみると、「2312164」の件を知った高橋が猪狩を小突いて「ふざけんなよ! ヘタか、お前!」と、激怒。こうして反省会を行っていた時、なんと日生劇場で上演中の舞台『少年たち To be!』(9月7日~28日)に出演するSnow Man・渡辺がロケ隊の前を通りかかった。

 いきなりカメラ前に引きずり込まれ、オフモードの渡辺は「面白いこと言えないわ、なんも……」と、ローテンション。「シンプルにうれしいです」(井上)「スーパーゲストですよ」(猪狩)と喜んでいると、今度はそこにSixTONES・松村北斗までサプライズで登場。企画趣旨を話した高橋が「(ポケベル)知ってました?」と聞くと、「懐かしいね。『知ってました?』って、バカにしてんのか?」と、オラついた態度で接する松村。「違う違う、僕たち知らなかったんですよ」(高橋)「今、出会えたところなので」(井上)と気を遣いつつ、「すみません、ありがとうございました」(高橋)「ありがとうございます。すみません、お忙しい中……」(井上)「頑張ってください」(高橋)と、さりげなく退場を促すHiHi Jets。渡辺との会話よりも、空気がピリついていると感じたのは、筆者だけだろうか。

 さらには、「今のスマートフォン、ガラケーも然りだけど、あるのがどれだけ便利かっていうのを感じながら生きていこうじゃないか」(猪狩)「なんか、やっぱ“当たり前のことが幸せなんだな”って気づけた企画だったよね」(井上)と、ロケを総括。散々、走らされた高橋は仕返しとばかりに猪狩に襲いかかり、仲睦まじいエンディングとなっていた。途中で猪狩の言動に思うところはあったものの、最終的には“感動巨編”とも言える仕上がりで、いろんな意味を含めてこのタイミングでの“合流”は、胸が一杯に。「Jr.チャンネル」の5グループ内で唯一、クリアした「【「映画 少年たち」公開記念】曜日横断特別企画!脱出ゲーム」(今年3月配信)といい、HiHi Jetsは“奇跡を起こす力”を持っているグループなのかもしれない。

 ネット上では「ガラケー文字打ちという現代っ子ならではの新しいコミュニケーション手段を見つけているところが興味深かった。頭いい」「ポケベル企画なのに、ポケベルなしで翔太くんと北斗くんに出会えた奇跡」「HiHi Jetsの動画、スゴすぎて最後笑っちゃった。奇跡すぎる」「『当たり前のことが幸せだと気づけた』という瑞稀くんのセリフが重い」「瑞稀の『当たり前のことが幸せなんだなって気づけた』って言葉、本当にそうだね。何事においても感謝だな」「2人には失望したけど、3人が頑張ってるなら応援したいと思って動画を見た。HiHi頑張れ!」と、高評価が相次いでいる。

 編集が間に合わなかったのか、この動画は通常の15日午後8時ではなく、更新が遅れて16日午前9時台にアップが完了。スキャンダルによって注目度が高かった点や、渡辺、松村のゲスト参戦もあり、再生回数は80万台(20日時点)と、異例のスピードで伸びていた。

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ステージスクエア vol.35 [King & Prince×HiHi Jets『JOHNNYS' King & Prince IsLAND』] (HINODE MOOK 529)  King & Prince×HiHi Jets
これだからHiHiは底知れない!
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