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ジャニーズ事務所、YouTube「Johnny’s official」開設で「デビュー組はやめて!」とファン嫌悪感

2019/08/25 08:00
サイゾーウーマン編集部(@cyzowoman
ネットを知らないジャニーズが好きでもあったのよ

 8月23日、動画配信サービス・YouTubeの「Johnny’s official」チャンネルが公開され、ジャニーズファンの間で大きな話題になっている。初めての投稿はジャニーズJr.内ユニット・Travis Japanのオリジナル曲「Namidaの結晶」のMV 。今後はYouTubeを通じてデビュー組の動画も配信していくものとみられるが、ネット上では「ジャニーズらしくない」「デビュー組でも再生回数の戦争が起こると思うと冷や汗……」と、否定的な声が多く上がっている。

 かつては、写真や動画のネット掲載を禁止するなど、アナログな会社として知られていたジャニーズ事務所。しかし、近年はこうした規制が弱まり、昨年1月にウェブニュースでも会見写真の使用が解禁となったほか、同3月にはYouTubeに「ジャニーズJr.チャンネル」が誕生。YouTube進出によって、参加するSnow Man、Travis Japan、SixTONES、美 少年、HiHi Jetsの人気も高まり、「Jr.チャンネル」を卒業したSixTONESは8月8日にアーティストチャンネルを開設したばかりだ。

「YouTube進出からおよそ1年半たったとはいえ、Jr.だけでなくデビュー組も関係するとされる『Johnny’s official』チャンネルにはファンも驚愕。開設の発表は、前日22日に行われたTravis Japanの単独コンサートが第一報で、23日午後5時に『Namidaの結晶』のフルバージョンが配信されると告知したとか。この曲は、11月に行われるTravis Japan初の単独主演舞台『虎者 ―NINJAPAN―』のテーマソングで、MVには同作に出演する女優・松田リマ、ジャニーズの俳優・長谷川純、Jr.の佐藤新、影山拓也も登場しています」(ジャニーズに詳しい記者)

 予告通り23日の午後5時にオープンしたチャンネルを見ると、概要欄には「ジャニーズ事務所所属タレントの出演作品・公演情報などを随時ご紹介いたします」「全ての作品・公演に関してご紹介できるとは限りませんので、出演情報の詳細は各ホームページをご覧ください」との記載があり、コメント欄も表示されていた(24日午後11時現在)。

 そんな中、ジャニーズファンの間では今回のチャンネル開設について、「YouTubeにジャニーズが進出すると、ファンクラブに入る意味があんまりなくなるそう」「YouTubeやるのはいいんだけど、お金を払ってる身としてはファンクラブの方でも何かやってほしい」「デビュー組の動画は無料なんてもったいないからやめて」「ネットに参入すると存在が近くなりそう。ジャニーズは雲の上の存在でいい!」と、辛らつな声が相次いでいる。

 さらには、「第1弾がJr.の動画なのは意味不明。Jr.はJr.チャンネルがあるのになんで?」といった、2つのチャンネルの区別が曖昧だとの指摘も。このほか、「つまらない再生回数争いがデビュー組にまで強いられるのか……」「デビュー組なのにJr.に再生回数が負けてる、みたいなコメントであふれかえりそうでイヤだ」「せめてコメント欄は閉じてほしい。 再生回数争いとかも見たくない」と、やはりデビュー組を含めたジャニーズのYouTubeデビューを、前向きに受け止められない人が多いようだ。

「『Jr.チャンネル』は、それぞれのグループのファンが再生回数を増やすべく、一人で何度も視聴したりと、涙ぐましい努力をしているんです。それに、タレント自身が再生回数の上昇を呼びかけることも少なくありません。例えば、Travis Japanメンバーはコンサート中に動画の再生回数を伸ばしてほしいと、ファンにお願いしていたとか。連日の声がけが功を奏して、『「虎者」特報』という松竹チャンネルにて配信された動画は100万回を突破したものの、今度は21日の公演で『明日までに155万回いきたい!』などと、訴えたそうです。こうしたタレント側の要求が続けば、いつかはファンも疲弊してしまうでしょうね」(同)

 「Johnny’s official」は、1本目の動画公開後にチャンネル登録が一時的にできない状態になっていたほか、「動画の再生回数が変わらない」「バグってる」との声も。再生回数は公開後1時間半の1万9,000台を記録し、翌24日には78万8,000台(午後11時時点)まで数字を伸ばしている。今後は、どのような内容を発信していくのか、注目が集まる。

最終更新:2019/08/26 11:14

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