30代女子の「煩悩部屋」ビフォーアフター

昭和~平成で溜めた“汚部屋”が30時間でこうなった! 片付けられない37歳・女編

2019/08/19 19:30
伊藤まき

20代の捨てられない思い出、過去の恋愛、三日坊主のアイテム、蓄積された趣味のコレクション、不安の数だけ溜まるストック商品……。収納ライター・ito makiが、30代・女性のひとり暮らしにありがちな、モノと煩悩に支配された“汚部屋”を一掃。ゴミという名の過去を捨て、心ごと汚れを洗い流し、願いが叶う“悟り部屋”に変えていきます!

【煩悩004-Finish】(Kさん・37歳)

 5日間(1日6時間)をかけて、中野区に住むKさん宅(37歳)すべてを片付けました。最終章のまとめは、寝室のビフォーアフター写真と動画の比較です。第三者が見ても、必要なモノが見渡せる部屋に劇的チェンジ! スッキリした新生活をご覧ください。

[Before]

片付けが単なる「移動」だった頃

 

[After]

モノを戻す「住所」ができた今

 置きっぱなしのモノが多いほど、部屋は散らかります。部屋がずっと片付かないと悩む方ほど、モノの「移動」を繰り返しています。

 この寝室にも、散らかる仕組み(突っ張り式のポールラック※)がありました。片付けようと思ったら、まず「押入れ」のスペースを空けること。何年も見直していない「押入れ」には、死蔵品がたっぷりと詰まっています。使っていないモノを「処分」すれば、散らかる仕組み※を手放せます。

 スッキリのポイントは、「押入れ」があるなら「収納家具」を持たないことです。

街角の昭和遺産
小さいものこそ空間を奪う、って真理すぎ~!