女のための有名人深読み週報

『かりそめ天国』の「飯尾No.1 女性管理職編」に見る、気づかれにくい「セクハラの芽」

『マツコ&有吉のかりそめ天国』(テレビ朝日系)公式サイトより

羨望、嫉妬、嫌悪、共感、慈愛――私たちの心のどこかを刺激する人気芸能人たち。ライター・仁科友里が、そんな有名人の発言にくすぐられる“女心の深層”を暴きます

<今回の有名人>
「あの方からもらいたかった」ずん・飯尾和樹
『マツコ&有吉のかりそめ天国』(8月7日、テレビ朝日系)

 「#Me Too運動」は、ハリウッドの有名プロデューサーの長年にわたるセクハラ行為を、女優が告発したことから始まった。職権を濫用し、女性たちが断れないのをわかっていながら、肉体関係を迫る。非常にわかりやすいセクハラだと言えるだろう。

 それでは、ミスコンはセクハラにあたるのか? 勉強のできる人が頭脳を生かした職業についたり、運動の得意な人が才能を伸ばしてオリンピックに行くのと同じように、美に恵まれた人が、美を必要とする職業につくのは、合理的な考え方だと私は思っている。なので、ミスコンもセクハラではないのではないか。ただし、全女性に強制参加というのであれば、ちょっと話は変わってくる。

 セクハラという言葉になじみはあっても、概念がいまいちはっきりしないという人が多いので、何がセクハラで、何がそうでないのかは、当分議論が続くと思われる。Aさんの感覚ではセクハラでも、Bさんにはそうではないと感じられるケースも多々あるだろう。

 セクハラと思う視聴者は少なかっただろうが、私が「感じが悪いなぁ」と思ったのが、8月7日放送の『マツコ&有吉のかりそめ天国』(テレビ朝日系)内の企画「飯尾No.1」である。同企画は、これまで全国各地のキャバクラをずん・飯尾和樹が回り、各店舗のNo.1キャバクラ嬢を競合させて、飯尾のNo.1を選んでいた。放送時間が午後11時台だったことからできた深夜向きの企画と言えるだろう。

 しかし、同番組は10月から金曜の午後8時放送に変わる。ファミリー層の見るゴールデンタイムで、キャバクラがまずいと思ったのか、「飯尾No.1 女性管理職編」に企画を変更することにしたようだ。

新品本/飯尾和樹の暮しの現実逃避手帖 「あ〜あ〜幕末に生まれてりゃなぁ〜」みたいな100ぐらいの言葉 飯尾和樹/著
気づきにくいセクハラこそ厄介なのかもしれない

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