30代女子の「煩悩部屋」ビフォーアフター

絶対リバウンドしない、徹底「押入れ」改造術! 上・中・下段を制する収納の“正解”は?

2019/08/05 19:30
伊藤まき

20代の捨てられない思い出、過去の恋愛、三日坊主のアイテム、蓄積された趣味のコレクション、不安の数だけ溜まるストック商品……。収納ライター・ito makiが、30代・女性のひとり暮らしにありがちな、モノと煩悩に支配された“汚部屋”を一掃。ゴミという名の過去を捨て、心ごと汚れを洗い流し、願いが叶う“悟り部屋”に変えていきます!

【煩悩004-10】片付けても散らかってしまう押入れ(Kさん・37歳)

 引き続き、中野区に住むKさん(37歳)の「押入れ」を片付けます。前回は、左側のクローゼットを。今回は、「カビの温床」となった右側の赤枠部分の押入れを改善します。モノで密集した「息苦しい押入れ」を、再起動させます!

[Before]ホコリと湿気で、澱んだ部屋に……

 モノを減らすタイミングを見失ったまま、「とりあえず保管」すると「大切なモノ」が埋もれます。捨てるよりも、保管するほうが収納の技術も必要だし家賃もかかります。モノだけじゃなく、目に見えない「負のループ」まで増えるのが問題の本質です。まずは、モノを減らして「湿気対策」から始めます!

押入れの奥を一層して「カビの温床」を撃退!

[Before]ギュウ詰めの場所ほど、奥が暗闇に!

 押入れの中にモノを詰めっぱなしだと、こんな状態になります。モノを選別する間、ゴミを取り濡れ雑巾で拭き上げました。カビが発生していたので、アルコール除菌スプレーを吹きかけてよく乾かします。

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こういうラック、意外と使えないこと多し