[ジャニーズ・メディアの裏側]

「ジャニーズの看板必要ない」演出家として成功――退所説浮上、少年隊・錦織一清の現在

2019/08/03 10:00
渡邊孝浩
いい笑顔でしょ? 3人でまた活動するよね

 ジャニーズ事務所社長のジャニー喜多川氏が亡くなって、まもなく1カ月。テレビ局に元SMAPの3人を起用しないよう圧力をかけたとして、公正取引委員会に「注意」を受けていたことが明らかになるなど、早くもカリスマ・ジャニー氏不在の影響、メディアとの関係性に綻びが見え始めている。

「ジャニーさんの死をきっかけに、ジャニーズ事務所を離れるのではと、複数のタレントの名前が取り沙汰されています。忌明けとなる四十九日後の法要が終わった途端に、その動きはより活発化するのではと見られているんです」(芸能関係者)

 そんな中、名前が浮上しているのが少年隊の錦織一清である。

「2008年に23年間続いた主演ミュージカル『PLAYZONE』が後輩に受け継がれて以降、グループとしての活動がほぼないまま、10年以上がたっています。15年はデビュー30周年の記念イヤーでしたが、これといった動きもなく再始動の気配はありません」

 テレビでは、ほとんどその姿を見かけることはなくなっている錦織。現在の活動はというと、「今や舞台演出家として見事に成功を収めている」と舞台関係者。

「ダンスのセンスに優れ、多くの後輩タレントに“ダンスの神様”とまで呼ばれていた錦織ですが、1999年に今は亡きつかこうへいさんの名舞台『蒲田行進曲』へ出演したことで舞台にのめり込むようになり、つかさんのもとに修行へ行き、舞台について猛勉強。表舞台での仕事をセーブして、2010年を前後して演出家としての道をスタートさせています。当初は、ジャニーズの後輩たちの舞台演出が中心でしたが、次第に、一般の商業演劇の演出も務めるように。今の彼には、ジャニーズという看板はまったく必要がありませんよ」(同)

 その演出法は、師匠にあたるつか氏とも違い、人懐こくジョーク好きな錦織らしいもので評判もいいという。

「稽古中はダジャレで現場を盛り上げ、細かな指示はほとんどしないで、ノビノビとやらせるそうです。そして稽古終わりに、気になるキャストを食事やお茶に誘い出し、台本や演出の狙いについて丁寧に話して理解してもらうというんです。稽古中に怒鳴られることがないので、役者はプライドが守られ、結果的にモチベーションが高まる。演技も目に見えて向上してくるというんです」(同)

 仕事の評判は上々のようだが、一方で私生活はどうだろうか。54歳の今も独身で、これまで取り沙汰された女性関係といえば、女優の岡田奈々と水沢アキの二人だ。岡田は6歳、水沢に至っては10歳と、どちらも年上女性がお相手で、ジャニーズタレントには珍しい遍歴だ。

「水沢は当時、外国人の夫と正式に離婚する前で、錦織とは不倫関係にあたるとウワサでした。しかし、05年の『PLAYZONE』で、デビュー当時の自分を演じる中で、敷いてある布団をめくると出てきたのが若き日の水沢アキのポスター。そのポスターを踏みつけるというアドリブもありましたから、お騒がせタレント・水沢の“リップサービス”に巻き込まれた可能性が高そうです。岡田とは、交際も長く結婚秒読みと言われたものの、恋が成就することはありませんでした」(ワイドショー関係者)

 少年隊、3人の揃い踏みも見てみたいが、そうなると植草克秀の“今”も気になるところだが、果たして。
(渡邊孝浩)

 

最終更新:2019/08/03 10:00
少年隊 PLAYZONE FINAL 1986〜2008 SHOW TIME Hit Series Change
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