ロングインタビュー第1回

【幸福の科学学園1期生が語る1】「私は選ばれた人間」と思った――大川隆法氏登場に涙した入学式(追記アリ)

2019/08/17 16:00
サイゾーウーマン編集部(@cyzowoman

休み時間の会話に「過去世」や「霊言」

――幸福の科学学園の生徒は全員親が信者とのことですが、生徒自身も熱心な信者なのでしょうか?

A すごく熱心な信者の子もいれば、普通に信じている程度の子、どちらかというと授業に来るのすら苦痛といった子などもいて、生徒によって信仰度に温度差がありました。私も入学して2年目くらいまでは普通に信じていましたが、いろいろあって最後の方は、学校に来ない子を見ても「そりゃそうだよな」みたいに思っていましたね。

――信仰度でグループが分かれるなど、信仰が友人関係に影響するようなことはありましたか?

A 信仰度でグループが分かれるといったことはなく、趣味が合うとか、部活が同じとかの子同士で仲良くなるような、一般的な高校生と変わらない感じでしたよ。ただ、休み時間とかに「この人の過去世何だっけ」「最新刊で○○さんの霊言が出たよね」なんて会話はよくしていましたね。

――生徒さん全体の雰囲気はどのような感じでしたか?

A 幸福の科学の信者は、表面的には物腰柔らかで、ピュアでふわっとした優しそうな感じの人が多い。特に学園生の親は、全寮制の私立校に子どもを通わせられるくらいの経済力もある人が多いので、生徒もみんな、お金持ちの信者の子らしい清楚な雰囲気がありました。

最終更新:2019/09/18 19:12
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