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レペゼン地球「炎上パワハラ」からヒートアップ、ジャスミンゆま<嘘ついたからいくら叩いてもいい女>として再びネタ化

2019/07/29 20:00
サイゾーウーマン編集部(@cyzowoman

 レペゼン地球のDJ社長と共にパワハラ・セクハラ騒動を自作自演し、炎上したタレントのジャスミンゆま。今度はYouTuber「よりひと」の「ジャスミンの目の前で意見を言ってみた」というタイトルの動画に出演し、物議を醸している。

 DJ社長とジャスミンのハラスメント騒動が起きたのは、今月17日。ジャスミンが所属事務所の社長であるDJ社長から「パワハラやセクハラを受けている」と自身のTwitterで告発した。二人が会話をするLINEのスクショ画面も投稿され、翌日、DJ社長はハラスメントを事実と認め、謝罪する動画を投稿。しかし20日になると、今回のハラスメント騒動は自演自作の“炎上商法”であると暴露したのだ。同時にMV風の動画を公開し、DJ社長を非難した人々に向けて「ねぇ、どんな気持ち?」などとあざ笑う場面もあった。

 ハラスメント被害を“ネタ”にしたことは、実在のハラスメント被害を矮小化してしまう可能性があり、非難が集中。ジャスミンとレペゼン地球は謝罪文を公開したが、レペゼン地球のその謝罪はMVに出演したロックバンド・マキシマムザホルモンに対して「巻き込んでしまいすみません」というものであり、虚偽のハラスメント告発で炎上を狙ったやり方についてではなかった。

ジャスミンの頭を叩き続ける「よりひと」
 今月25日によりひとが公開した動画タイトルは「ジャスミンの目の前で意見を言ってみた」で、サムネイルには<世間を騙して炎上したクソ女にパワハラしてみた>とある。

 動画では、ジャスミンが「今回は本当に申し訳ございません」と謝罪した後、よりひとが歌いながら登場し<嘘ついたからいくら叩いてもいいわけ><嫌いだわこういう女><女の悪口言うのが快感すぎて>などと言いながら、ジャスミンの頭をおもちゃのハンマーで何度も叩く。

 また、ひとりの男性が登場し、よりひとが<こいつは嘘ついたから、セクハラしても誰も庇うやつおらん>というと、男性が<いいんですか?>と笑いながらジャスミンの肩に触る場面もあった。

 よりひとといえば、今年2月に投稿した動画で<女性差別して何が悪い><ガキは騙すためにいるけわじゃん>などの女性蔑視、子どもの人権を無視するような発言をし大炎上した。しかし、よりひとは “炎上商法”で稼いでいるYouTuberのひとりで、現在もそのスタンスは変えていないようだ。

 ジャスミンを叩く動画には、「気分が悪い」と不快感を露にする視聴者が多い一方で、ハラスメント騒動以降、ジャスミンには多くのバッシングがされていることから、「よりひとが暴力を振るうことで、ジャスミンの反省をアピールすることが目的」と肯定的に捉える視聴者も一部いる。だが再びパワハラを“ネタ”にした動画で“炎上商法”しているに過ぎず、ただただ残念な展開だとしか言えない。

レペゼン地球のドーム公演中止もファンは「待ってる」
 一方のレペゼン地球は、今回の騒動を受け26日、今年9月に開催する予定であったメットライフドーム(埼玉県所沢市)でのライブ公演中止を発表した。関係各位と協議のうえ、断腸の思いで決断したこと、だという。

 中止の知らせと共にYouTubeチャンネルでは、DJ社長がメンバーにドームでのライブ開催を告知し「頑張ってきた甲斐があった」と感動的に仕上げた動画も公開されたが、これすらも額面通りに受け取ることは難しい。虚偽のパワハラ告発・謝罪という芝居を打った彼らの言動の信用性は著しく低い。

 しかし、よりひととジャスミンまゆの動画を肯定する声があるように、レペゼン地球のファンは「あんな炎上は大したことなかった」「アンチに負けないで」「いつまでも待ってる」など、素直にエールを送っている。

 彼らの動画内容に倫理的な問題があっても、それを「斬新で面白い」と喜ぶファンはおり、たとえそうは思わない層がどんなに批判したとしても、当事者は意に介さないのだろう。このような形で暴走するYouTuberとの対話の難しさを痛感する事象だった。

最終更新:2019/07/29 20:00
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