実写映画が多すぎる!

窪田正孝、「主演は誰?」と松田翔太に完敗!? 映画『東京喰種【S】』7位発進と微妙なワケ

2019/07/25 17:41
サイゾーウーマン編集部(@cyzowoman
『東京喰種 トーキョーグール【S】』公式サイトより

 7月19日に公開した、窪田正孝主演の映画『東京喰種 トーキョーグール【S】』が、興行通信社発表の映画ランキングで初登場7位を記録した。2017年7月公開の『東京喰種 トーキョーグール』に続く2作目となるが、ネット上からは「今作はクオリティが下がった」と指摘が上がっているという。

「これまでに、アニメ化や舞台化もされている漫画『東京喰種』(集英社)は、石田スイ氏の人気作品。人間を食らう種族“喰種(グール)”が潜む東京を舞台に繰り広げられる物語で、窪田は“半喰種”になってしまった主人公・金木研(カネキ)を演じています」(映画誌ライター)

 17年の映画第1作目では、ヒロインの霧嶋董香(トーカ)役に、清水富美加(現在は法名・千眼美子として活動)が起用されていたものの、公開前に宗教団体「幸福の科学」への“出家騒動”が勃発。すでに『東京喰種』の撮影は終えていたが、当時「幸福の科学」側から、清水が「人肉を食べる人種の役柄など、良心や思想信条にかなわない仕事」に悩んでいたことが明かされたため、ネット上では「『東京喰種』への出演が、清水を追い込んだのでは?」とささやかれていた。

「今回の映画第2作目は、トーカ役が山本舞香に変更されました。亜門鋼太朗役の劇団EXILE・鈴木伸之や、笛口雛実役の桜田ひよりなどはそのまま続投となった一方、新キャラクターの宗太役に新田真剣佑、月山習役に松田翔太と豪華キャストを追加。しかし、全国292スクリーンでの公開ながら7位という順位に終わりました。第1作目は307スクリーンと、わずかに上映館数が上回っていたものの、初登場5位を獲得していただけに、新作の成績は“微妙”と言わざるを得ません」(同)

 ネット上のレビューには、「新しいトーカ役、悪くなかった」「強い女性の雰囲気がカッコよかった」などとあり、決して山本の評価が低いわけではないが、「やっぱり清水富美加がチラつく」「トーカは、清水の方が可愛げがあったかな……」といった意見も散見された。

「また、“カネキに執着する”というキャラクターの月山には、『松田翔太の変態的な演技がすごく良かった!』『見事な怪演に魅了されてしまった』との評価が寄せられる一方、『松田さんがすごすぎて、もはや「主役は誰?」って感じだった』『窪田も悪くないけど、完全に松田に食われてるな』『窪田くんの出番自体が少なくて残念』といった辛口コメントも。『ストーリーも前作の方が良かった。今作は内容が薄い』『全体的にクオリティが下がった?』など、前作と比較して“ダメ出し”する声も目立ちます」(同)

 映画第1作目は最終興行収入11億円となっていたが、今作はその記録を塗り替えられるだろうか。

最終更新:2019/07/25 17:41
東京喰種トーキョーグール[zakki:re]
千眼美子の出家騒動を思い出させる作品になってしまったよ……
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