インタビュー

眞子さまと小室圭さんの結婚は、なぜ不安視される? 「現代日本の結婚」が孕む問題点

サンデー毎日増刊 おめでとう眞子さま 小室圭さんとご結婚へ 眞子さま 佳子さま 悠仁さま 秋篠宮家の育み 2017年 9/30号」(毎日新聞出版)

 秋篠宮家の長女・眞子さまと小室圭さんの“結婚騒動”が、いまだ国民の注目を集めている。一昨年9月、二人は婚約内定会見を行ったものの、その後、昨年2月に宮内庁から「2020年まで結婚延期」が発表されることに。その背景には、小室さんの母親が、元婚約者との間に借金トラブルを抱えているとの週刊誌報道が関係しているとされ、現在、報道を見る限り、借金トラブルの解決の見通しは立っていない状況だ。

 しかし、眞子さまと小室さんの結婚は、借金トラブル報道の前から国民の間で先行きを不安視されている面があった。というのも、小室さんは婚約内定の一報が流れた当初、一部で「弁護士事務所にパラリーガルとして週3日ほどの勤務し、大学院に通っている」と報じられ、「アルバイトという立場で、眞子さまと結婚しようとしているのか」と物議を醸したのだ。会見で小室さんは、「正規職員として働いているかたわら、社会人入学した大学院に夜間で通っている」と説明したものの、「将来のことにつきましては、みなさまとご相談しながら考えてまいりたいと思います」と述べ、将来設計が不透明なことに、国民から「結婚後の経済面は大丈夫なのか」と疑問の声が噴出。加えて、結婚延期発表後の昨年8月、国際弁護士資格取得のため米フォーダム大学に留学したことが伝えられると、ますます「将来についてどう考えているのだろうか」「結婚自体を取りやめにした方がいいのでは」といった声が飛び交う事態となった。

 戦後、「日本の家族のモデル」となった皇室。今回の結婚騒動にも、「現代の結婚」が孕む問題点が隠されているということはないか。『結婚不要社会』(朝日新聞出版)などの著者である中央大学教授の山田昌弘氏に、「家族社会学」(家族という形態や機能、またその問題を研究する社会学)の視点から、眞子さまと小室さんの結婚騒動を語ってもらった。

眞子さまとの小室圭さんは「現代の結婚が抱える矛盾」の象徴

――眞子さまと小室圭さんの一連の結婚騒動をどのようにご覧になっていましたか。

山田昌弘氏(以下、山田) 社会学者として興味深く見ていました。結婚には「好きな人と一緒になる」「新しい経済生活を始める」という2つの側面があり、1990年くらいまでは、どちらもうまくかなう形になっていたのですが、近年はいわゆる「好きな相手が経済的にふさわしいとは限らない」「経済的にふさわしい相手を好きになるとは限らない」といった矛盾が現れてきました。眞子さまと小室さんの結婚騒動は、まさにその矛盾の象徴なのではないでしょうか。

 結婚に関する研究を行う中で、現在でも「女性は結婚に『経済の安定』を最も望む」ことがわかっており、例えば「好きな人と結婚できれば生活が苦しくても構わないか」というアンケートでも、男性は「構わない」との回答が多い一方、女性は少ないといった調査結果もありました。そのため世間から、眞子さまの結婚に対して「大丈夫なのか?」といった声が出ることも頷けます。

――結婚における“矛盾”が現れてきた理由は何でしょうか。

山田 男性の収入に格差が生じたことです。昔は中卒でも企業に就職すれば収入は安定し、年功序列で収入も増えていきました。昔は、いつまでも収入が安定しないというのはごく一部の男性だけでしたが、現在は結構な割合にのぼっています。一生涯にわたる生活の安定を保障できる男性が少なくなったのです。

結婚不要社会
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