お涙頂戴が見え見えなストーリー

篠原涼子、「順位も話題性も微妙」!? 映画『今日も嫌がらせ弁当』8位発進で「ガラガラの劇場」も?

2019/07/03 18:22
サイゾーウーマン編集部(@cyzowoman
『今日も嫌がらせ弁当』公式サイトより

 6月28日に公開した映画『今日も嫌がらせ弁当』が、週末の映画ランキング(興行通信社調べ)で初登場8位を記録したものの、「主演が篠原涼子にしては、順位も話題性も微妙」(映画ライター)と指摘されている。

「原作は、反抗期の娘に作った“キャラ弁”を紹介する人気ブログ『kaori(ttkk)の嫌がらせのためだけのお弁当ブログ』で、2015年には、反響の大きかったお弁当と日記が抜粋された書籍も発売されています。映画はシングルマザーの持丸かおり(篠原)が反抗期の娘・双葉(芳根京子)に持たせる“キャラ弁”を通じ、母娘のコミュニケーションを深めていくというストーリーで、全国244スクリーンで上映を開始。同日公開となった『スパイダーマン ファー・フロム・ホーム』は352スクリーンと大規模上映だったこともあり2位を獲得。一方で、233スクリーンと『今日も嫌がらせ弁当』よりも少ないスクリーン数だった、アニメ映画『それいけ!アンパンマン きらめけ!アイスの国のバニラ姫』は初登場4位を記録し、『今日も嫌がらせ弁当』の“微妙なつまずき”が目立ちます」(同)

 ネット上に書き込まれた同映画のレビューは「愛に溢れていてほっこりした」「どの世代が見ても泣けると思う」など、好意的なものも多いが、一方「めちゃくちゃ感動する……ってわけじゃないから、わざわざ映画館で見る必要はないかも」「良い話ではあるけど、映画にすると“お涙頂戴”な感じがして、逆にシラケる」という厳しいコメントも。また、「座席がガラガラで空席が目立った」という声もあり、公開したばかりにもかかわらず、客入りが芳しくない劇場もあったようだ。

「ちなみに、篠原は昨年11月公開の映画『人魚の眠る家』で主演を務めていましたが、こちらは初週末のランキングで3位をマークし、同年度の『日本アカデミー賞』で優秀主演女優賞を受賞。同8月公開の主演映画『SUNNY 強い気持ち・強い愛』は初登場7位とイマイチだったものの、キャストには広瀬すずや富田望生、小池栄子、板谷由夏など注目の若手や実力派が多数名を連ねており、話題性は十分でした。一方で『今日も嫌がらせ弁当』で脇を固めるのは、芳根や元SKE48・松井玲奈のため、『やや地味なのでは?』という声も聞こえてきます」(制作会社スタッフ)

 また、篠原自身、近年は「ドラマで良い結果が出せていない印象」(芸能ライター)との指摘も。06年に主演を務めた連続ドラマ『アンフェア』(フジテレビ系)は全話平均視聴率15.4%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)を叩き出し、スペシャルドラマや映画版が制作されるなど、シリーズ化するほど人気だったが……。

「15年に主演した連続ドラマ『オトナ女子』(同)の視聴率は全11話とも1ケタ台で、全話平均8.7%。また、17年に主演した月9ドラマ『民衆の敵~世の中、おかしくないですか!?~』(同)の視聴率は、最終回で自己最低の4.6%まで転落し、全話平均6.7%と大爆死しました。また、作品の宣伝でバラエティ番組に出演すると、『いつまでたっても落ち着きがない』『イマドキの若手女優に負けないあざとさ』などと批判されることもあり、少しずつ好感度を落としているのかもしれません」(同)

 作品こそ酷評されていないだけに、ランキングの順位だけはキープしたいところだろう。

最終更新:2019/07/03 18:22
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