実質クビ!

北見寛明、山本裕典、新井浩文……契約解除されて物議を醸した芸能人

2019/06/30 12:00
立花はるか

 6月7日発売の「フライデー」(講談社)に、詐欺グループの忘年会で“闇営業”を行っていたことを報じられ、同4日付で所属の吉本興行から契約を解消されたカラテカの入江慎也。入江のほかにも不祥事を起こし、同事務所から契約解除された芸人がいる。お笑いコンビ・元ベイビーギャングの北見寛明は、無免許運転による道路交通法違反で2度逮捕され、2016年4月に契約解除されている。

 吉本によると北見は過去の逮捕を含め一切を事務所に申告していなかったという。吉本サイドが北見に事情聴取したところ事実と認めたため、契約解除に至った。

「北見といえば『よしもと男前ブサイクランキング』男前部門で14年、15年と連続して3位を獲得するなど、イケメン芸人として知られており、“ナンパの神様”という異名を持っていました。バラエティ番組の企画では、ナンパを披露するなど、“チャラ男”キャラとして出演していましたが、今回の騒動を知ったネットユーザーから『イケメンというよりガラ悪いイメージだったから納得』『吉本はほかの事務所と比較しても、所属タレントの人数が多いけど、私生活を管理した方がいいと思う』『2回も逮捕されるのは、正真正銘のクズ』と非難の声が続出しました」(芸能ライター)

 また、俳優の山本裕典は「法的な問題を起こしたわけではない」とされながらも、素行不良が原因で、当時所属していたエヴァーグリーン・エンタテイメントから契約解除されている。

 17年3月21日、同事務所は「本日まで数えきれないほど、山本裕典本人と話し合い、何度も熟考を重ねました。しかしながら、本日までの一連の諸事情を鑑み、山本裕典が弊社の考える基準に至らなかったため、契約内容に違反したと考え、断腸の思いで、契約を終了することにいたしました」と発表。具体的な理由は公表されなかったものの、度重なる女性関係のスキャンダルや、所属事務所に無断でバーを経営するなど、複数の副業を行っていたという報道もあった。

「過去にはベッド写真の流出騒動や、有名アイドルとの熱愛報道などスキャンダルが途切れなかったこともあり、ネット上からは『素行の悪い人は契約解除されて当然』『この人の代わりなんていくらでもいる』『若い時に苦労せずに売れたから勘違いしてそう』といった厳しいコメントが寄せられました」(同)

 さらに、強制性交罪で逮捕・起訴された俳優の新井浩文被告も、所属事務所を契約解除されている。

「新井は18年7月1日、世田谷区の自宅で派遣型マッサージ店の30代女性従業員に性的暴行をした疑いで、19年2月1日に逮捕された後、同月5日付で、所属事務所のアノレから専属マネジメント契約を解除されました。新井の処分にネットユーザーからは『これだけのことをしたんだから、解除されて当然』『芸能界に戻ってこないでほしい』『この人が契約切られたところで被害者の傷は消えない』といった批判の声が噴出しました」(同)

 現在、北見はオフィス北野に所属し、芸人活動を再開。また、山本もCMに出演するなど芸能活動を再始動している。新しいスタートを切った2人だが、今後ファンや関係者を裏切ることがないよう願うばかりだ。
(立花はるか)

最終更新:2019/06/30 12:00
入江式のしあがる力(ちから。)
不祥事を起こしても、戻ってこれる芸能界……。
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