【連載】ハナイチゴ・関谷がガイド! 女性風俗案内所

90分5,000円の“地雷風俗店”で出会った鈴木宗男似セラピスト!! エロ酒と泪の軽トラ観光

2019/06/28 21:00
サイゾーウーマン編集部(@cyzowoman
ハナイチゴ・関谷友美さん

 「女にも性欲」がある――そんな当たり前のことが広く知られるようになり、女性向けセルフプレジャーグッズや、イケメンAV男優が出演するアダルト動画などが、身近な存在になりつつある中、それでも「女性向け風俗」は男性向け風俗に比べ、まだまだ未知の領域かも? そんな中、Twitterやラジオ、インターネット番組で、自らの女性向け風俗の体験談を赤裸々に語っているのがお笑いコンビ・ハナイチゴの関谷友美さん。女性向け風俗の世界を関谷さんに案内してもらいます!

格安店で出会った“地雷セラピスト”

 みなさんこんにちは。女性向け風俗が大好きなハナイチゴ・関谷です。みなさんもだんだん、女性向け風俗に対する偏見や、不安などもなくなってきたのではないですしょうか? 今回は第2回に引き続き、福岡で出会ったセラピストについてお話します。「お金をケチッてはダメ」――そんな女性向け風俗における教訓を得た経験です。

 福岡の1店目でハイキングウォーキングの松田洋昌さん似のセラピストに気持ちよくしてもらった後、次に向かう風俗店を検索していたところ、博多の激安店を発見しました。その値段、90分5,000円(笑)! 早速、お店の公式サイトを見たら、通常載っているはずのセラピストの情報が全然載っておらず、ますます怪しさが募ります。でも芸人という職業柄、どんな接客であっても「笑い」としてはおいしいので、“激安店”のサービスが気になってしまったんです……ガチャを回すような感覚で申し込んじゃいました。

 ホテルの部屋でドキドキしながら待っていたら、ガチャッと扉の開く音が……。そこに立っていたのは、鈴木宗男似の男性! 本人は50歳と言っていましたが、正直、私にはそれ以上の年齢に見えました。よく見ると、頭もうっすら禿げているような感じで、宗男感がより際立ちます……。その時点でキャンセルもできたんですが、わざわざ来てもらっている手前、なんだか追い返すのも申し訳なく、さらに宗男がまたいい笑顔を見せてくれるので、よけい断りづらくなり、心して宗男の施術を受けることにしました(苦笑)。あの時は正直、「ああ……宗男か」と心の中では思っていましたし、「お金を払って何をしているのだろう……」という気分でしたね。

 サービスの内容は、ほかの女性向け風俗店のサービスと同じで、最初にシャワーを浴びてから、マッサージが始まる流れ。今までのセラピストたちはシャワーを浴びている間に、お水や女性好みのアロマオイルの用意をしたり、荷物が汚れないようにハンカチをかけてくれたりしていたのですが、そのような気づかいはゼロ。宗男似、しかもホスピタリティに欠ける接客ときたものですから、テンションはさらに急降下です。ちなみに、シャワーから出てきた宗男は、マッサージ用の服装なのか、タンクトップとフィットネス用のスパッツに着替えており、「風俗だよね、ここ?」と困惑してしまいました(笑)。

 そんな宗男ですが、やる気満々で、マッサージ自体はうまかった! 「勉強したんたい!」と力強い博多弁で話してくれました。そして、性感マッサージはキスが多め。チュッチュと鳥のように全身をリップされまして、また指や舌遣いも気持ちよかったです。宗男が「イカせてあげるばい」と意気込んでくれていたのも、人情味あふれる感じでうれしかったですね。「追い返さないでよかった~」なんて思っていたんですが、突如宗男が口に舌を入れてこようとしたので、急に現実へ引き戻され、なんだか申し訳ない気持ちになりつつも、自分の舌で侵入を抑えていました(笑)! 

 そんなこんなでプレイは終了したところ、私の旅行用の荷物を見て、「東京から? 」と尋ねてきた宗男。「失恋して、傷心旅行で来ています」と、なんとなく嘘をついたところ、 「この後、予約がないけん、博多を案内しちゃる!」とまさかの観光案内をしてくれると言うのです。「そりゃ、次の予約は入ってないだろ……」とツッコミたい気持ちでいっぱいでしたが、好奇心がムクムクと湧いた私は「はい! お願いします!」と甘えちゃいました。

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