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プラスサイズ、アジア系ミックス、ムスリム美女……多様な美が集まった「スポーツ・イラストレイテッド」水着特集号2019

2019/06/30 18:30
堀川樹里

 1954年に創刊された米スポーツ週刊誌「スポーツ・イラストレイテッド」(以下SI)。同誌の目玉である“水着特集”が始まったのは64年で、編集長が「スポーツ業界も閑散期で、売り上げの下がる冬の時期に、どうすれば購買欲をそそる表紙を制作できるか」と悩んだ末に思いついたものだった。

 1冊まるまる女性の水着写真が楽しめるようになったのは97年からで、担当者は「女性が美しいと考える細い女性ではなく、男性が好む“グラマラスで健康的なカリフォルニア・ガール”」をモデルとして採用。78年に、乳首が丸見えの網タイプの水着で撮影を行ったシェリル・ティーグスの写真が物議を醸したが、同誌は「セクシーだけれど、下品ではない」路線での撮影を続けた。

 写真には必ずモデルの名前がクレジットため、SI水着特集号に出ると世界的な知名度を得られる。そのため公募枠には新人モデルが殺到し、いまやその入り口は狭き門となっている。専業モデルだけでなく、アスリートなども登場し、多様な美を提示している。

 2019年度水着特集号は、なんと表紙が3パターン用意され、編集部の気合も感じられる仕上がりに。今回はそこに掲載された、美しい主要モデルたちを紹介したい。

最終更新:2019/06/30 18:30
洋雑誌:Sports Illustrated:Swimsuit 2019 (米国版・スポーツイラストレイテッド/スイムスーツ)【日付/時間指定・不可】
多種多様な美が集まってる健全性!
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