【ジャニーズJr.チャンネル便り】

Travis Japan・吉澤に覗く“Jr.の挟持”、美 少年・岩崎に「ズルい」「セコい」の声【ジャニーズJr.チャンネル】

2019/06/16 21:00
中村チズ子

HiHi Jets・高橋のコミュニケーション能力に脱帽

 9日に配信されたのは「HiHi Jets【スパイ体験!?】知恵と体力でクリアせよ!」(再生回数は14日時点で17万台)。HiHi Jetsといえば、春に「Jr.チャンネル」5グループが取り組んだ「【「映画 少年たち」公開記念】曜日横断特別企画!脱出ゲーム」にて、見事な連携プレーを発揮し、唯一クリア。そんな彼らだけに、筆者はこの動画もワクワクしながら視聴を始めた(チームワークが良いのでつい応援したくなる)。今回、5人はスパイ体験アトラクション「諜報アトラクション インスパイヤ」(東京・新宿)を訪れ、1回ではなかなか達成できないという難易度高めの脱出ゲームに挑戦。

 アトラクションには設定があり、体験者は悪の組織「BLACK-MAX」のアジト内にスパイとして潜入。そこで謎を解き、10分の制限時間の中、さまざまなミッションの遂行を目指すとか。冒頭、猪狩蒼弥が4人に対して説明を行った後、おバカキャラの橋本涼は「俺ら、悪の人なんだよね? 本当は」と聞き返し、「いや、本当は良い人なの」(猪狩)「話聞いてた? 大丈夫?」(高橋優斗)と、のっけからツッコまれていた。以降、メンバーはミッションに関するアナウンスを受け、かなり作り込まれた設備にテンションも上がっている様子。彼らには1つの端末が配られ、「マップを頼りに、幹部室へ入室する為の認証コードを入手する場所へ向かえ」「周辺の専用ゴーグルを使い、モニターを注視せよ」などのタスク(課題)を1つずつ解決していく。

 最初に認証コードを入れて幹部室の鍵が開いた場面では、猪狩がカメラに向かって投げキッスをする場面も(4分頃)。端末を手にする作間龍斗は指示メールを読み上げるほか、手先の器用さを生かしてタッチパネルの操作も担当。端末チェックと実行役を兼任した作間を気遣い、「ごめん、じゃあ俺がメール見るわ」(高橋)「誰か読んであげた方がいいんじゃない?」(猪狩)と声をかけつつ進め、タスク2つが終わった時点で残り5分となっていた。次は「レーザートラップをくぐり抜けろ」の難題だが、ここで「インスパイヤ」のスタッフが登場し、「オープンになるまでその場で待機だ」と、命令。猪狩は「いや~、先輩助かります」と世界観に合わせて小芝居を始め、スタッフも「カッコいい新人だな」と、アドリブで付き合っていた。

 続いて、「中に入ってレーザーに当たらないように気をつけろ!」(スタッフ)と注意事項を聞くと、高橋は「レーザーって意外と避けれましたっけ?」と確認し、「いや、避けれないな」「(レーザーを避けるのは)1人でいいぞ」と、教わる。そこで、猪狩はここまで目立った見せ場がない井上瑞稀を選び、「よし瑞稀くんだ!」と、指名。しかし、井上や高橋、橋本はレーザーに引っかかり、タイムアップを迎えてしまった。終了後は「俺たちね、ちょっとね。配役ができてない、ちゃんと」(高橋)とすぐに反省会を開き、2回目のチャレンジを前に、高橋は「橋本さんが端末でちょっと読み上げて。まぁ(猪狩は)頭脳ですね。頭脳でちょっと考えて、作ちゃんは実行して、瑞稀くんはもうレーザー係。そして俺は先輩(スタッフ)とコミュニケーションをとる」と、各々の役割を発表。

 筆者は橋本が指示役って、漢字とか大丈夫? と心配になった上に、最後の「先輩とコミュニケーション」という、“適当に役職を作った感”に、ついつい笑ってしまったのだが……。ミッションの内容はランダムに変わるため、まずは「マップを頼りに、先任捜査官F.JHONが残した隠し部屋から科学者の見張り役構成員の名前を調査せよ」にトライ。スタッフを見つけた高橋は「F.JHONの部屋ってどこでしたっけ?」と聞き込みし、「ロッカーの奥にF.JHONのロッカーが(ある)」と情報をゲットすると、ロッカーの場所についても「どこでしたっけ?」と、ヒントを求めた。こうして「どこですか?」とストレートに問いかけず、「~でしたっけ?」とやんわり尋ねるあたりが、高橋なりのうまいやり方。これにはスタッフも、ついつい「もうちょっと奥の方だな」と、口を滑らせていた。

 今度は「T.William」のロッカーを探し、「備蓄室から構成員に合うアイテムを入手せよ」とのこと。サッカーボールだと突き止めた一同は「見張り役構成員を探し出し、買収せよ」のメッセージに従い、ターゲットのT.Williamを発見。サッカーボールを渡して交渉をすると、高橋は「いや~、サッカーボール似合いますね、やっぱ。違いますわ、やっぱ」と、ヨイショ。T.Williamことスタッフに「サッカーやるか?」と振られ、高橋は自らリフティングを披露するサービスぶりを見せた。一方、「捕まっている科学者の場所」を聞き出さなければならないのだが、T.Williamが答えを渋ると、「ボールあげたんでいいじゃないですか~、ちょっと~」(高橋)と、畳み掛ける。「図面室に情報がある」と知り、最後に「図面室ってあっちでしたっけ?」(高橋)と、ちゃっかり目的地の方向も質問した。

 先述の通り、筆者は最初こそ「先輩とコミュニケーション」ってなんだそれ? と心の中でツッコんでしまったものの、結果的にはこれが大活躍。今年3月までパーソナリティを務めたラジオ番組『らじらー!サタデー』(NHKラジオ第1)で鍛えたトーク技術&コミュニケーション能力のおかげなのか、高橋のテクニックがなければ、ミッション解決にもっと時間がかかっていた可能性もあるだろう。最終的に間に合わず、途中でタイムオーバーになってしまったが、今回も全員が目標に向けて頑張ろうとした姿勢は評価したい。

 コメント欄やTwitterでも、「先輩とのコミュニケーション役の優斗くん最高。いい意味で人たらしを発揮してて好き」「先輩とコミュニケーション係が結構良い働きしてて笑った。ただの調子の良いお兄さんじゃない」「2回目でちゃんと各々に役割を与えるゆうぴに惚れる! 先輩とのコミュニケーション係も素晴らしい働きだった」と、称賛されている。

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