【連載】スピリチュアルウォッチャー・黒猫ドラネコの“教祖様”注意報

“謝罪”ができない教祖様は、信者に見捨てられる――「目が覚めた」元happy信者の告白

絶対に謝らない、パールさんの強弁

 パールさんは後日、自身のインスタグラムにこのような投稿をしています。

「iTHATは何かと勝負したりするようなものじゃなかった。直前になってそのことがわかり、発売日を変更することになりました。事前に告知を出さなかったことは、告知を出そうという感覚が起こらなかったから。普段の自分だったら間違いなく告知するのに。これって一般常識では完全なるミスだよね。そのことを理解した上で、私は自分の判断に自分で責任を持ちます。そしてそんな自分になれたことに喜びを感じてる。感情が揺さぶられ、どんな感情が起こったのか。そのことを知るために必要なことだったから。怒りも悲しみも、責めたり咎めたりする気持ちも自分の世界で起こった出来事として感じてみてほしい。iTHATは、読む前から始まってるんだなって思ったよ。iTHATは、何が起こっても、どんな自分でも自分を信じて生きるためのバイブルBOOKです」(原文ママ)

 何を言っているのかまったくわからないのですが、どうやら愛さんとの「VS企画」に何か思うことがあったのと、自分の“ミス”への強弁が、この長~い文章に込められているようです。これには、いつも従順な信者から300件以上のコメントが寄せられており、「たった一言“ごめんなさい”が聞きたかった」「多くの人が楽しみにしていたのに、その気持ちを無視されているようで悲しい」「どうしても『自分は悪くない』と言いたいんですね」と炎上状態に。そんなゴタゴタを経て、「iTHAT」第2号は今月9日に無事発売。パールさんによれば、1日で約8,000部も売れたそうです。いやはや、いくら弄ばれても耐えられる信心深い人たちには脱帽ですね。

「失望した」“信者”が我に返る瞬間

 発売延期の件は、元happyのいうところである“必然の出来事”とばかりにうやむやにされましたが、過去の大炎上はまだくすぶっています。元happyは、長崎県壱岐市の“観光大使”を務めており、現在も解任されたことは確認できません。昨年10月、観光大使である元happyは、およそ2,000人を市内のキャンプ場に集め、スピリチュアルイベント「縄文祭」を開催しました。巨大なステージを設置し、歌えや踊れ、キャンプファイヤーだの寝袋で野宿だのと大騒ぎ。結果的に、キャンプ場の芝生を荒らし、昼夜問わず騒音を立て、市民から大ひんしゅくを買ったのです。その後、「縄文祭」は地元紙「壱岐新報」で批判的に取り上げられ、市民からクレームが多数届いたと明かされています。元happyについては、「本市の観光大使に適任だったのかどうか」という議論が持ち上がっていることも示唆し、異例の事態に行政も頭を抱えていることがうかがえます。スピリチュアルにまったく関係ない人を巻き込んだ騒動から半年以上過ぎましたが、いまだに元happyから公式な謝罪はありません。要するに彼女も、「ごめんなさい」が言えないのです。

 実は私、このイベントへの参加を境に、元happyの信者をやめた人から、何件も連絡をもらっています。その内容はどれも、「今までもちょっと『おかしいな?』と感じることはあったけど、今回ばかりは壱岐市の人たちに申し訳なくて……。完全に目が覚めました」といったものです。ネット上でもこの頃、信者から“アンチ”に転じた人をチラホラ見かけるように。「事後の対応に失望した」「心地いいように見えて、“脆い世界”じゃないのかと気づいた」と、我に返る人の声もありました。こういった流れはまるで、“ふるい”にかけられているかのようです。多くの人を振り回しても、都合よくスピリチュアルを引き合いに出し、「インスピレーションがなんとか」「すべては必然だからどうたら」なんて語る人たちのことを、これからも信じ続けていいものか。立ち止まって考えてしまうのは、当たり前のことだと感じます。

 スピリチュアル好きなみなさん。もしも“教祖様”に不誠実さや世間とのズレを感じ、違和感を覚えたのなら、いい機会なのでそこから一歩離れてみてはいかがでしょうか。元happyが言っていた、「わたしはわたしである」。 その思想が肥大し、他者に迷惑をかけても謝れない“教祖様”のように、開き直ってはいませんか。

■黒猫ドラネコ
 1983年5月生まれ。性別、職業は非公表。大分県出身、学生時代から大阪で過ごし結婚を機に上京。穏やかで細かい性格。自分勝手な人が嫌い。趣味はスポーツ観戦、カフェ巡り、漫画・アニメ鑑賞など。甘党でお酒よりジュースを好む。ショートスリーパーにつき夜行性。

Twitter/ブログ「黒猫ドラネコのブログ(仮)

最終更新:2019/06/14 21:24
謝罪力 仕事でも家庭でも「問題解決」に役立つ本
この人たちの主張を理解できるのは、ある意味才能

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