知られざる女子刑務所ライフ66

元女囚が考えるアイドルの逮捕――元KAT-TUN・田口さんは「ホンマのシロウトさん」

 覚醒剤の使用や密売などで逮捕起訴され、通算12年を塀の中で過ごした後、その経験を基にさまざまな活動を続ける中野瑠美さんが、女子刑務所の実態を語る「知られざる女子刑務所ライフ」シリーズ。

■大麻、コカイン、覚醒剤は、それぞれ効き目が異なる

 ジャニーズの元アイドル・田口淳之介さんの逮捕で、世の中はピエール瀧さんの逮捕の時と同じか、それ以上の騒ぎですね。かばうわけではありませんが、大麻は合法の国もありますし、同居人の小嶺麗奈さんと「強い幻覚でキメセクやってた」みたいに書いてあると、お気の毒な感じもします。

 念のためざっくり整理すると、田口さんは大麻、瀧さんはコカイン、清原和博さんは覚醒剤でしたが、それぞれ効き目やお値段はまったくちゃいますよ! 大麻で幻覚は見ません。ちなみにウィキペディアには「酩酊作用」とありました。メイテイって、「酔っ払う」ゆう意味で、「ラリってる」ゆうことですね。「幻覚」ではないのです。

 難しく言うと「報道被害」と言うそうですが、逮捕(パク)られた人のニュースは毎度かわいそうですね。田口さんをかばうファンもいてますが、なんかもう、みんなで「総攻撃」で。田口さんが身柄を送検される時に「顔を隠さず前を向いてた」「悪びれた様子がない」(=ふてぶてしい)とか、「10年前から大麻をやってた」(=ファンを裏切った)とか。そうなんですかねえ?

 報道だけではわかりませんが、私は、田口さんは「悪人」ではないんやなという印象を持ちました。ちゅうか「ホンマのシロウトさん」ですね。車内で「前を向いていた」のも、誠実な感じがします。

 それに、マトリ(関東信越厚生局麻薬取締部)が来た時も、すんなり応じたそうですね。室内には大麻のほか「吸引グッズ」が普通に置いてあったとか。あの勝新太郎さんですら、コカインはパンツに隠したのに、田口さんは何もしなかったんですね。ふだんから吸引グッズは出しっぱなしにしておかないとか、マトリに踏み込まれた時は、ブツ(大麻)はトイレにソッコー流すとか、小細工もできたはずですが、そうしなかったんですね。これって、すごくないですか?

 まあちょっとオープンすぎる気もしますけど、大麻は合法のところもありますから、それほど罪悪感もないんかなと思った次第です。ちなみにマトリや警察に踏み込まれた時の対応は、私がしっかり伝授しますから、不安な方はご相談ください(笑)。

女子刑務所ライフ!
プロだったらもっと嫌だけど……

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