介護現場のハラスメント問題【後編】

認知症患者のセクハラ対策は「虐待との線引き難しい」――介護事業者が語る葛藤と望み

Photo by Green Planet from AC

 昨今、問題視されている「介護現場におけるハラスメント」。現場の声を取り上げた前編で、看護師のYさんが、「管理職の態度が重要」と指摘していたが、事業所側はセクハラの実態と対策をどう考えているのだろうか。比較的小規模で、面倒見が良いとして定評のある有料老人ホームに勤務するEさん、富裕層が入居する“高級有料老人ホーム”で働いていたKさん、グループホームを展開する事業所幹部のHさんに話を聞いた。

(前編はこちら)

「職員に病気であることの理解を促す」Eさん

40代女性。有料老人ホームの管理職

 私自身、セクハラされることがありますが、大きな声で「ダメ」と言います。双極性障害(躁うつ病)の方などだと、叩いてきたり、きついことを言ってきたりはしょっちゅう。目が合っただけでも怒られますが、病気なので、そうやってうっぷんを晴らせば治まります。管理職としては、職員に「病気であること」を理解してもらうように伝えています。薬で抑えることは、なるべくしたくないと思っているので、病気がひどくなっても、周りが温かい目で見守るしかないと思っています。

「ハラスメント対策は限界がある」Kさん

50代男性。有料老人ホーム、サービス付き高齢者向け住宅(サ高住)の管理職を経て、現在は老人ホーム入居相談員

 ハラスメント対策をやっても限界があるでしょう。確かに、現場からはお客さまによるセクハラや暴言などの被害は上がってきます。しかし、結局お客さまのモラルの問題になります。もちろんあまり目に余るようだと、担当を替えたり、管理職から注意をしたりはしますが、そういった個別対応くらいしか対策はないでしょうね。

目で見てわかる最新介護術
「不可抗力のハラスメントに対して介護職が反省する必要はない」に尽きる

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